【年末商戦】お客様からの一年の成績表【年末商戦を制するものは一年を制する】

【年末商戦】お客様からの一年の成績表【年末商戦を制するものは一年を制する】

「年末商戦の結果はお客様からの一年の成績表(通知表)」とよく言われますが、これについて少し掘り下げようと思います。

「日頃からの信用信頼の積み重ねが重要ですよ」というお話です。

【年末商戦】お客様からの一年の成績表

「年末商戦はお客様からの一年の成績表」と言われますが、これは本当にその通りです。

なぜかというと、お正月というおめでたいハレ(晴れ)の日に食べる(使う)商品は、「日頃からの信用信頼のあるお店で買いたい」というのがお客様の心理です。

とくに野菜・果物のような生鮮食品では、「あのお店の商品は新鮮で品質が良くて美味しい」と思ってくれているから買い物に来てくれるわけです。

逆に「あのお店の商品は鮮度も品質も悪くて美味しくない」というお店には、ハレの日に食べる商品を買い物に行こうとは思ってくれないですからね。

つまり、日頃からの信用信頼の成績表ということになります。

とにかく日頃からの信用信頼が重要

つまり日頃からの信用信頼が重要ということです。

一年間信用信頼を積み上げて頑張ってきたお店に対してはお客様から大きな「おひねり」をいただけます。

逆にお客様のことをないがしろにしたような商売を日頃からしていると、当然「おひねり」はいただけないです。

年末商戦はその時だけ頑張ればいいというものではないです。

年末商戦はとくに“いいもの(商品)”を売るべき

普段からいい商品を販売することは信用信頼を獲得する、つまりファンになってもらうためにも重要なことですが、年末商戦はさらにいい商品を販売することが重要です。

その理由としては下記の通りです。

✔️正月の2~3日くらいに家で鍋をする
→その時まで鮮度が持つ新鮮でキレイな商品を買いたい
✔️正月は大切なお客さんがくる
→少しでもいい野菜・果物で“おもてなし”をしたい。
✔️手土産に何か持っていきたい
→少しでもいい果物が欲しい  など

「あの店に行ったらいい商品がある」と信用信頼してもらっている上に、さらにいい商品を販売していれば、お客様は買い物に来てくれます。

これが年末商戦はとくにいい商品を販売するべき理由です。

年末はやはり別物 / 戦略は入念に

僕自身青果小売業で20年以上働いていますが、年末商戦は年々売れ行きが鈍ってきて、10年~15年前に比べるとかなり変わってきています。

とくに「おせち料理」は“できあい”で済ませてしまうというお客様がかなり多くなってきているので、それぞれの食材を購入するということが減ってきました。

スーパーや百貨店、コンビニだけではなく、ネットで簡単に質の高いおせち料理が買えますからね。

とはいえ年末商戦はまだまだ日頃の商売とは別物で、お正月商材も売れますし、市場の止市(とめいち)や相場の変動などもありますので戦略は入念に立てておくことが重要です。

近年は昔と違い、「最後の最後に何でもかんでも相場が異常にはね上がる」ということも少なくなってきていますが、それでも基本的には最後は相場が上がるものという前提で対策を練っておくことが重要です。

年末商戦を制するものは一年を制する

経験上、「年末商戦を制するものは一年を制する」と言っても過言ではないかなと思います。

なぜかというと、一年を通して最も計画のいる商戦だからです。年末商戦をものにすれば、つまり年末商戦で売って儲けることが出来れば、あとはぶっちゃけ何とでもなると言ってもいいくらいですね。

年々異常気象などでランダムに大変な状況が起こっていますが、年末商戦をものにする力があればそのような状況も乗り越えることが出来ますよ。

ということで途中から話の内容が少し変わりましたが、年末商戦の重要性についてでした。

ぜひ参考にしてもらえたらと思います。