【重要】売上と利益を上げて経営を継続していくための視点と思考法。
「お客さん目線で考える」、これはどのような仕事をしていく上でももちろん重要なことです。
とはいえ売上と利益を確保しつつ経営を継続していくためには、「お客さん目線だけで考える」という一辺倒な考え方では現実として上手くいかなかったりするんですよね。
もちろん逆に「お店側視点だけ」という一辺倒な考え方ももちろんダメですが( ̄▽ ̄;)
そこで本記事では、売上と利益を確保しつつ経営を継続していくために必要な視点と思考法について、ポイントをまとめつつお話ししようと思います。
関心のある方は、ご一読いただけたらと思います_(..)_
目次
【重要】売上と利益を上げて経営を継続していくための視点と思考法。
売上と利益を確保して経営を継続していくためには、
・お客さん側目線だけ
・お店側視点だけ
というどちらか一辺倒な視点や考え方ではダメで、
・商品の入荷状況や相場などの全体の流れを把握し、売り手(お店)と買い手(お客さん)の“両者の視点”で考える。
・その両者の視点が重なり合った部分を徹底的に売場に落とし込み具現化する。
・そこからさらに売り手と買い手がWin-Winの状態で売れて儲かる方法がないかを模索し続け、閃いたことはすぐに売場に落とし込み具現化する。
・そこからさらに「改善×進化×継続」していく。
このような両者の視点で考える方が重要なんですよね。
当たり前と言えば当たり前のことですが…。
その理由について簡単に解説すると下記の通りです。
・売り手(お店)側からだけの視点で商売
→お店のエゴの商売になり、お客さんにとって魅力のない店になるので、客離れが起こり商売は衰退することになる。
・買い手(お客さん)側からだけの視点で商売
→お客さんの要望を全て叶えようとすると、売上はあれど利益がないという状態になり、赤字経営で破綻することになる。
少し掘り下げて解説しますね。
売り手(お店)側からだけの視点で商売【×】
売り手(お店)側からの視点だけで考えると、
・いかに客単価を上げるか
・いかに利益を確保するか
上記のようなエゴ的な売り方になってしまいます。
結果としてはそのような状態はお客さんにとって全く魅力のない店になってしまうので、お客さんはどんどん店から離れていきます。
そうなってくると商売は終わりです。
買い手(お客さん)側からだけの視点で商売【×】
お客さんというのは、「いい商品を少しでも安く買える」というのが一番ですので、その要望に完全に答えるとなると、考えるまでもなく利益が確保出来なくなります。
さらに、「いる数だけ買いたい」という要望に完全に答えるために、全ての商品をバラ売りにすると、単価が下がり過ぎて売上額も利益額も確保出来なくなります。
つまりこんな感じです。
商売継続は「売り手」「買い手」の【両者の視点】で考えることが肝
《単純な理由》
✔️売り手(お店)側からだけ
→エゴの商売
→お客さんに魅力のない店
→客離れ発生
→商売衰退
✔️買い手(お客さん)側からだけ
→お客さんの要望全て叶える
→売上はあれど利益がない状態
→破綻
お店側とお客さん側の両者の視点で商売【◎】
結局はお店側とお客さん側の両者の視点で考えて商売することが重要で、具体的にどのような状態にするのがベストかというと下記の通りです。
・お店側→キチンと利益が確保出来る
・お客さん側→その商品の価格に満足(価値・値打ちがあると思ってくれる)
この状態であれば、お店側は商売を継続することが出来るし、お客さんは満足してくれているのでリピーターとしてまたご来店してくれます。
バランスが重要ということですね。
もう少し掘り下げてお話しします。
売上と利益を上げるために重要な思考法
実際にどのようにして考えていけばいいのかというと下記のような感じです。
→お客さんから見て魅力あるかな?
・今日は何でどのようにして利益を稼ぐのか?(どうやって儲けるのか?)
→お客さんから見て魅力あるかな?
・つまり、お客さんにとっては魅力があって買いたくなる商品で、店からすると売れて儲かって嬉しい商品や販売方法は何なのか?こう考えて店を作っていけば基本的にはOK
つまり、売れて儲かる商品・販売方法という「最強の仕掛け」を作っていく感じですね。このようにして「戦略のある売場作りをする」ことが重要です。
楽しみながら売場を作ることが大切
そして大切なのが上記までで解説したことを「楽しみながらやる」ということです。つまり「売場作りを楽しむ」ことが大切です。
なぜかというと、
です。
常に「あんなことをしてみたらどうだろう?こんなことをしてみたらどうなるかな?」を考え、閃いたらすぐに試してみる。
そしていろいろ試していく中で新たな売れて儲かる商品や販売方法が見つかってきます。
そのようにして見つけた商品や販売方法は競合店にはない独自の戦略になるので、徹底してやっていくことで単純な価格競争という体力の消耗戦から抜け出すことが出来ますよ。
ということで、以上になります。
参考にしてもらえると幸いです_(..)_