【要注意】メロンが苦い時の原因3つ【解決策:食べずにクレームの電話一択】
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ショックを受ける女性
「メロンを食べたら苦くて吐き出してしまった…。原因は何?ただ腐ってるだけ?農薬とか?食べても大丈夫?」
こんな疑問にメロン販売歴20年以上の僕が、原因と対処法をわかりやすくお答えします。
メロン生産者の方に「メロンがたまに苦い時があるのですが、その原因(理由)は何ですか?」と質問したことがあり、その時にいただいた答えを紹介しますので参考にしていただければと思います。
目次
メロンが苦くなる3つの原因(理由)
じつは先日、玉のまま販売しているメロンを購入いただいたお客さんから「苦かったんですけど…、なぜですか?」というクレームの電話をいただきました。
カットフルーツにする時は毎回味見をしているのでクレームになることはないですが、玉売りしていると…、たまに起こってしまうんですよね。
で、その時の原因は何なの?
生産者の方に聞いたメロンが苦くなる原因(理由)は、主に下記の3つです。
- 熟れすぎによる発酵(腐っている)
- そのメロン自体が病気
- 収穫のタイミングが早すぎた(未熟)
それぞれについてわかりやすく解説します。
熟れすぎによる発酵(腐っている)
一番大きな原因がこれですね。
つまり、「食べ頃を過ぎて熟れすぎてしまい、発酵が進むことによって苦くなった、つまり腐っている」状態です。
僕自身が苦いメロンに遭遇した時も、完熟したメロンをカットしている時に多いです。
そのメロン自体が病気
次にある原因が、そのメロンが「バラ色カビ病」になっている場合です。
ククルビタシンという成分による苦味…、これは自然毒の一種で、食べてしまうと嘔吐などの症状が出てしまう可能性があるということです。
なので、苦味を感じた時は食べない方がいいですね。
メロンが病気かどうかは、以下の点を観察してみてください。
- 皮の一部が白っぽくなっている
- カットした時に果肉の一部が変色している
このような場合は病気の可能性が高いので、食べないようにしましょう。カットフルーツをする時に苦味を感じるのはこのような時です。
収穫のタイミングが早すぎた(未熟)
最後に、完熟でも病気でもないのに苦味を感じる場合があるということです。
生産者の方は下記のようにおっしゃっていました。
生産者の方
「完熟でもなく病気でもない場合でも苦味を感じることがあります。メロンにはもともと苦味成分が含まれていて、メロンが成長するにつれてその苦味成分は減っていくのですが、その苦味成分が減っていく手前の未熟な状態でメロンを収穫してしまうと苦いことがあります。」
メロンの苦味は農薬?わざと?【答え:関係ないです】
メロンが苦かったことでクレームをいただいたお客さんから、「苦いのって…、残留農薬とかじゃないよね?」や「まさか、苦味成分をわざと注射したわけじゃないよね?」と言われたことがあります。
答えは、残留農薬でもなく注射でもないです。
- 完熟による発酵(腐っている)
- バラ色カビ病
- 苦味成分が減る手前(未熟)での収穫
原因(理由)は上記のいずれかです。
メロンが苦い時は食べずにクレーム処理一択
たまに「苦いメロンの食べ方」や「メロンの苦味を消す方法」のような情報を見かけることがありますが…、メロンを食べた時に少しでも苦味を感じれば、その時点で食べるのは止めた方がいいです。
なぜかというと、「バラ色カビ病」だった場合、嘔吐などの症状が出てしまう可能性があるからです。
「もったいないから…」で食べてしまうのではなく、購入したお店にクレームの連絡をして、返金または交換をしてもらいましょう。
おわりに
「メロンを食べたら苦味が…。原因は何?食べても大丈夫?」という疑問や不安への回答でした。
ポイントをまとめると下記の通りです。
メロンが苦い時の原因3つ
- 熟れすぎによる発酵(腐っている)
- そのメロン自体が病気
- 収穫のタイミングが早すぎたことによる未熟
メロンに苦味を感じた時の対処法
- 食べるのをやめて、クレームの電話一択
以上、参考にしていただけると嬉しいです。
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