露地栽培とハウス栽培(温室栽培)の違い【それぞれメリット、デメリットあり】
悩む女性
「露地栽培と温室栽培って、どう違うの?」
こういった疑問にお答えします。
また、先日ある店舗のスタッフから
店員
お客さんに「この商品は“ろじ”?それとも温室?」と聞かれたのですが…、“ろじ”って何ですか?どんな字を書くのですか?
という質問もありましたので、まとめて回答したいと思います。
まずは「ろじ」からお話しします。
「ろじ」の漢字
“ろじ”は「露地」ですね。
- 露 → 露天
- 地 → 地面
つまり、「屋根などがなく、雨などが直接地面に当たる土地のこと」で、以下の写真のような感じです。
このような状態で栽培されることを「露地栽培」と言います。
露地栽培と温室栽培(ハウス栽培)の違い
露地栽培は上記で解説した通りですが、温室栽培(ハウス栽培)は「屋根があって、雨などが直接地面に当たらない土地で栽培すること(温度調整可)」で、以下の写真のような感じです。
つまり、露地栽培と温室栽培(ハウス栽培)の違いは、以下の通りです。
- 露地栽培 → 屋根などがなく、雨などが直接地面に当たる土地で栽培すること
- 温度栽培(ハウス栽培)→ 屋根があって、雨などが直接地面に当たらない、温度調整ができる土地で栽培すること
ちなみに、露地栽培で収穫された農作物は「露地物」と呼ばれたりします。
露地栽培と温室栽培(ハウス)栽培の、メリットとデメリット
それぞれのメリットは、以下の通りです。
メリット
- 露地栽培 → 自然の状態で栽培されるので、本来の味などを楽しめる
- 温室栽培(ハウス栽培)→ 雨風や気温の影響を受けにくく、出荷量や品質を安定させやすい
それぞれのデメリットは、以下の通りです。
デメリット
- 露地栽培 → 雨風や気温の影響をまともに受けるので、出荷量や品質を安定させにくい
- 温室栽培(ハウス栽培)→ ビニールハウスの維持費や加温するための燃料代がかかるので、その分商品の値段が高くなる
おわり
ということで、露地栽培とハウス栽培(温室栽培)についてでした。
なかなか普段の買い物の中では考えもしないことかもしれませんが、「露地栽培なのか?温室栽培なのか?」と意識して買い物してみるのも楽しいかもです。
以上、参考にしていただけると嬉しいです。