ビーツの特徴/含まれる栄養素/簡単な食べ方/購入方法を解説
・「ビーツは健康にいい」という情報をよく見て気になるけど、そもそもビーツってどんな野菜なんだろう?
・ビーツは切ると真っ赤な色だから、栄養素が豊富に含まれている感じがするけど、具体的にどんな栄養素が含まれているのかな?
・ビーツの食べ方はロシア料理の食べ方はロシア料理の赤いシチュー「ボルシチ」が有名みたいだけど、そんなお洒落で手間のかかる料理は難しそう…、というか面倒くさい。もっと簡単に食べる方法ないかな?下ごしらえの方法も知りたいな。
・ビーツの時期っていつ?近くのスーパーでは見かけないけど、どんな所で買えるのかな?
こういった疑問にお答えします。
本記事を読むことで上記の疑問や悩みは解決します。
なぜかというと、ビーツ販売歴20年以上の経験に基づいてわかりやすく解説するからです(*`・ω・)ゞ
それではさっそく見ていきましょう~!
目次
ビーツってどんな野菜?
ビーツとは下記の通りです。
・地中海沿岸が原産とされるアカザ科フダンソウ属の根菜
・じつは江戸時代からある歴史ある野菜
まぁ…、科や属とかは難しいですが、要するに「地中海沿岸で誕生した根菜で江戸時代からある野菜」ですねf(^_^;
ビーツに含まれている栄養素は?
ビーツはとにかく色が濃いです。
こんな感じですね。
この特徴的な赤い色は下記の色素によるものです。
・ベタシアニン → 赤紫色の色素
・ベタキサンチン → 黄色の色素
ベタシアニンとベタキサンチンは総称「ベタライン色素」と呼ばれています。
これらが含まれているバランスによって色が変わりますので、ビーツには赤色以外にも黄色やオレンジ色のものもあります。
ビーツに含まれる主な栄養素(成分)
下記の通りです。
カルシウム カリウム ナトリウム
パトテン酸 ナイアシン 食物繊維
ベタライン色素 ベタイン
ラフィノース マグネシウム
鉄 亜鉛 銅 葉酸 など
他の野菜には含まれていないような、さまざまな栄養素が含まれていますね。
ビーツが人気の(注目されている)理由
ビーツには上記の栄養素以外に、食事や運動によって体内に一定量産生されているNO(一酸化窒素)という成分を産生させる作用があるんですよね。
そして「NOの働き」がノーベル生理学・医学賞を受賞していまして、それ以降“スーパーフード”として注目が集まっています。
注目されているNOの働きについての詳細については割愛させていただきますが、血管や血行系統についてとてもいい効果があり、健康意識が高い人に人気急上昇しています。
ビーツの簡単な食べ方は?下ごしらえの方法は?
ビーツの一番簡単な食べ方
生のまま薄くスライスして食べれてもOK
サラダに最高(o^-‘)b !
これがビーツの一番簡単な食べ方です。
これが答えになりますが、もう少し掘り下げて一般的な食べ方を紹介しますね。
基本的には茹でてから料理します。(これが下ごしらえ)
ビーツの茹で方
ビーツは皮を剥いてから茹でると、せっかくの色や栄養素が流れ出てしまいますので、丸ごと茹でてから切るのがおすすめです。
茹で方は下記の通りです。
・ビーツを洗う
・沸騰させた鍋に洗ったビーツを丸ごと入れて、弱火でじっくり10分以上茹でる
・竹串がスッと通るほどの柔らかさになればOK
茹でる時に少量の酢を入れておくと、茹でた後にさらにきれいな赤色に仕上がりますよ。
ビーツの食べ方
これが生のままサラダで食べる次に簡単なビーツの食べ方ですね。
もちろんボルシチやシチューなどの煮込み料理にしてもOKですよ。
酢漬けやサラダなどの場合は、歯ごたえを残すため少しかために茹でておくと美味しいですよ。
あ、ビーツの色素は服に付くと落ちにくいので、汁などが飛ばないよう気を付けてくださいね~。
ホイル焼きにしても美味しい
下茹でするかわりに、アルミホイルで包んでオーブンで40分ほど焼いてホイル焼きにしても風味を楽しめるのでいいですよ。
ホクホクとした食感になって美味しいです。
ビーツの時期はいつ?近くのスーパーにない場合どこで買える?
ビーツの時期(旬)
ビーツの入荷は例年6月~7月頃と、年末前の11月~12月頃が多いですね。
近くのスーパーでは見かけない場合の購入方法
百貨店などに探しに行くのもいいですが、ネットで探せばビーツは簡単に買うことが出来ますよ。
たとえばこのように生のビーツも売っていますし、
このように水煮などでも販売してくれています。
また、缶詰めでも販売してくれています。
缶詰めであれば長期保存も出来ますし、非常食として家に置いておくのもありですね。
このようにしてビーツは基本的に年中簡単に購入することが出来ます。
おわり
ということで、ビーツについてでした。
参考にしていただけると幸いです_(..)_