ChatGPTで折込広告の原稿作成を効率化!青果バイヤーが実際に試してみた

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「ChatGPTって、実際の仕事をどこまで任せられるんだろう?」

「折込チラシの商品企画や、Excel原稿の作成までできるの?」

こんにちは。青果の仕入れ・販売に20年以上携わっている、こーちです。

今回は、ChatGPTを使って、青果の折込広告の原稿を作成した実践記録を紹介します。

青果の仕事は、仕入れや売場づくり、接客だけではありません。商品企画や販促物の準備、Excelへの入力など、デスクワークもあります。

どれも必要な仕事ですが、ひとつずつ自分で進めていると、時間はいくらあっても足りません。

そこで今回は、実際の広告原稿をChatGPTに渡し、掲載商品の企画からExcelへの入力まで依頼しました。

そして、AIに作業を任せ、その間に自分は別の仕事を進めるという使い方を実践しました。

この記事では、実際の作業の流れと、AIによって仕事を効率化し、自分の時間を確保するメリットを紹介します。

ChatGPTで折込広告の原稿作成までできるの?

実際の広告原稿をもとに、商品企画からExcelファイルの作成まで進められました。

ChatGPTで折込広告の原稿作成までできるの?

今回使ったのは、数日間の折込広告に掲載する青果商品の原稿です。

広告には、期間中を通して掲載する商品と、日替わりで掲載する商品があります。野菜と果物の掲載場所も決まっていて、原稿の形式に沿って情報を入力する必要があります。

これをすべて自分で進めるとなると、掲載する商品の選定から、規格や価格の検討、Excel原稿への入力まで、いくつもの作業が発生します。

そこで、ChatGPTに広告原稿を渡して、商品企画と原稿入力を依頼してみました。

すると、原稿の内容を読み取り、商品案を考え、Excelファイルの指定箇所へ情報を入力するところまで進められました。

ChatGPTは、質問に答えてくれるだけでなく、実際の仕事で使う資料を作ることもできる。

今回、あらためて実感したことです。

実際にChatGPTへ任せた作業の流れ

原稿の読み取り、掲載商品の企画、Excelへの入力を一連の作業として依頼しました。

実際にChatGPTへ任せた作業の流れ

今回の作業は、大きく3つの段階に分けられます。

① 折込広告の原稿を読み取ってもらう

まず、実際の広告原稿をChatGPTに渡しました。

掲載期間や商品を入力する場所など、原稿の構成を確認してもらいます。

途中で原稿の表記について確認が必要な部分もありましたが、こちらで条件を伝えながら進めました。

AIは原稿を読み取ることができますが、業務上の判断が必要な部分まで、すべて正しく理解できるわけではありません。

だからこそ、人間が目的や条件を伝えることが大切です。

② 掲載する青果商品の案を考えてもらう

次に、季節や広告の構成を踏まえて、野菜と果物の商品案を考えてもらいました。

僕は普段から青果の仕入れや売価決定をしているので、商品の良し悪しや価格の妥当性は自分で判断できます。

一方、商品候補を整理したり、複数の条件に合わせて原案を作ったりする作業は、AIに手伝ってもらえます。

AIに原案を考えてもらい、人間が経験を生かして判断する。

こういう役割分担ができるわけです。

③ 既存のExcel原稿に入力してもらう

そして最後に、考えた商品案をExcel原稿に反映してもらいました。

今回のポイントは、新しい表をゼロから作るだけではなく、すでに用意されている原稿の指定箇所へ入力できたことです。

商品名や産地、販売規格、価格、掲載日などを入力し、Excelファイルとして受け取るところまで進められました。

商品を提案してもらうだけなら、これまでもAIを使ってできていました。

でも今回は、実際に使うExcel原稿への入力まで任せられた。

これは、仕事の効率化という意味で大きなメリットだと思いました。

一番のメリットは「自分の時間を確保できること」

AIが作業している間に、自分は別の仕事を進められます。

一番のメリットは「自分の時間を確保できること」

今回、僕が一番伝えたいのはここです。

ChatGPTで広告原稿を作れることも便利ですが、それ以上に重要なのは、AIに仕事を任せることで、自分が別の仕事をする時間を確保できることです。

僕は日々、青果の仕入れや売価決定、売場づくり、接客、販促企画など、複数の仕事を進めています。

その中で広告原稿の入力作業に集中していると、当然ながら、ほかの仕事は進められません。

でも、ChatGPTに原稿作成を依頼すれば、その間に仕入れや売場づくりなどの仕事を進めることができます。

そして、作業の区切りがついたところで、AIが作成した原稿を確認する。

つまり、仕事の流れが変わるわけです。

これまでの進め方

自分で商品を考える
↓
自分で原稿に入力する
↓
自分で確認する
↓
次の仕事へ進む

AIを活用した進め方

ChatGPTに商品企画と原稿作成を依頼する
↓
AIが作業している間に、自分は別の仕事を進める
↓
完成した原稿を確認・修正する
↓
最終判断をして仕上げる

もちろん、AIの出力には確認や修正が必要です。

今回も従来の方法との作業時間を厳密に比較したわけではないので、何分短縮できたとは言えません。

それでも、AIの作業と自分の仕事を並行して進められることは、実際の現場で大きなメリットになると感じています。

単に作業が速くなるだけではありません。

仕事の進め方そのものを変えられる可能性があるのです。

この考え方については、以前の記事でも詳しく解説しています。

関連記事AIを使える人と使えない人の差|スーパー現場で実際に起きていること

折込広告以外にも!ChatGPTで仕事を効率化した実例

仕入れ資料の比較や販促資料の作成など、ほかの業務でもAIを活用しています。

折込広告以外にも!ChatGPTで仕事を効率化した実例

今回ChatGPTに任せたのは、折込広告の原稿作成でした。

でも、AIを仕事に活用できる場面は、それだけではありません。

実際に僕は、ほかの業務でもChatGPTを使っています。

新商品23品の見積書を比較してExcelを作成

以前、新商品の見積書をChatGPTに読み込ませ、23品の商品を比較するExcelファイルを作成しました。

商品名や仕入れ価格などを整理し、値入率を計算できる表にまとめてもらったものです。

複数の商品を比較するとき、数字や条件をひとつずつ整理するのは手間がかかります。

こうした作業をAIに任せれば、人間は商品を採用するかどうかの判断に集中しやすくなります。

実際の制作過程はこちらの記事で紹介しています。

関連記事【実録】青果バイヤーがChatGPTで新商品23品を比較!値入率まで自動計算するExcelを作ってみた

売場写真からPOPを分析して販促資料を作成

ほかにも、Instagramに掲載されていた売場写真をChatGPTに分析してもらったことがあります。

写真から商品名や価格、キャッチコピーなどを読み取り、Excelの比較資料にまとめました。

そして、その資料を実際に印刷して、仕事に活用しました。

つまり、AIに情報を整理してもらうだけでなく、現場で使える資料として形にしてもらうところまで進めたわけです。

こちらも実際の作業記録を記事にしています。

関連記事ChatGPTで競合店のPOPを分析してみた|Instagramの売場写真からExcel資料を作るまで

青果の現場でAIを使うメリット

このような経験を重ねて感じているのは、AIの便利さは「何でも答えてくれること」だけではないということです。

商品の企画、資料の整理、Excelの作成など、これまで自分で進めていた作業の一部を任せられる。

そして、その時間を使って、人間にしかできない仕事を進められる。

これがAI活用の大きな価値だと思います。

スーパーの現場でAIに任せられる仕事と、人間が判断するべき仕事については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

関連記事スーパー現場のAI導入リアル|発注・値付け・接客はどう変わる?

ChatGPTを仕事で使うには、何を覚えればいい?

最初は難しい技術よりも、AIへ仕事を依頼する方法を覚えることが大切です。

ChatGPTを仕事で使うには、何を覚えればいい?

ここまで読んで、

「自分の仕事でも使ってみたい」

「でも、どうやってAIに指示すればいいの?」

と思った方もいるかもしれません。

僕が実際に使っていて大切だと感じるのは、何をしてほしいのか、どんな形で完成させてほしいのかを伝えることです。

例えば、広告原稿を作る場合なら、

「青果の広告原稿を作って」

という依頼よりも、

「添付したExcel原稿のレイアウトを維持して、指定した欄に掲載商品の情報を入力して」

と伝えるほうが、目的は具体的になります。

さらに、掲載期間や商品数、価格の扱いなど、必要な条件を伝えることで、実務で使いやすい成果物に近づけられます。

ただし、条件を細かく伝えれば必ず正しい結果になるわけではありません。

AIが作ったものを確認して、必要な部分を修正することも大切です。

実際のスーパーの仕事を例に、これから覚えたいAIスキルを整理した記事があります。

関連記事スーパー店員が今から覚えるべきAIスキル3選|現場20年が本音で解説

AIをもっと使いこなしたいなら、体系的に学ぶのもおすすめ

独学で始めることもできますが、目的に応じてAIスクールを活用する方法もあります。

AIをもっと使いこなしたいなら、体系的に学ぶのもおすすめ

ChatGPTを使い始めるために、必ずAIスクールへ通う必要はありません。

僕自身も、実際の仕事でいろいろ試しながら使い方を覚えてきました。

まずは自分の仕事の中から、AIに任せられそうな作業をひとつ探してみる。

そして、実際に試してみる。

これだけでも、新しい発見があると思います。

一方で、

「AIの使い方を基礎から学びたい」

「仕事で使えるスキルを体系的に身につけたい」

「独学だと何から始めたらいいかわからない」

という方もいるでしょう。

そういう場合には、AIスクールや専門講座で学ぶのもひとつの方法です。

AIスクールは、学習内容や料金、サポート体制などがそれぞれ異なります。

自分が何をできるようになりたいのかを明確にしてから選ぶことが大切です。

ベジふるでは、スーパーや小売業の仕事に役立つという視点で、AIスクールを比較した記事も公開しています。

「AIをもっと仕事に活用したい」と感じた方は、学習方法を選ぶ際の参考にしてみてください。

関連記事AIスクールおすすめ5選|スーパー・小売現場の視点で厳選した実践向け講座

AIに仕事を任せるときに気をつけたいこと

AIが作成した原稿でも、最後の確認と判断は人間が行う必要があります。

AIに仕事を任せるときに気をつけたいこと

ここまで便利な面を紹介してきましたが、もちろん注意点もあります。

特に広告原稿では、商品名や産地、販売規格、価格、掲載日などに間違いがあると、お客様にも影響します。

そのため、AIに作成してもらった原稿を、そのまま無条件で使用することはできません。

作成された内容を確認し、必要に応じて修正します。

また、青果物は市場相場や入荷状況が変わるため、AIが考えた商品案や販売価格が、実際の仕入れ条件に合うとは限りません。

最終的には、現場の状況を理解している人間が判断する必要があります。

業務資料をAIに渡す場合には、勤務先の情報管理ルールや利用するAIサービスの条件を確認することも大切です。

AIに任せる部分と、人間が責任を持つ部分を分ける。

これが、仕事でAIを使い続けるうえで重要だと思います。

まとめ:AIに作業を任せて、人間はもっと時間を有効に使おう

ChatGPTを仕事で活用するメリットは、作業の効率化だけでなく、自分の時間を確保できることです。

まとめ:AIに作業を任せて、人間はもっと時間を有効に使おう<

今回は、実際の青果の仕事でChatGPTを使い、折込広告の商品企画からExcel原稿への入力まで任せた記録を紹介しました。

今回の経験で、あらためて感じたのは、AIに仕事を任せることで、自分の仕事の進め方を変えられるということです。

僕の仕事には、実際の商品を見て判断することや、お客様への接客、売場づくりなど、現場でしかできないことがたくさんあります。

だからこそ、資料作成や情報整理など、AIに任せられる部分は任せたい。

そして、その間に自分は別の仕事を進める。

AIに作業を任せて、人間は人間にしかできない仕事に時間を使う。

これが、僕が考えるAI活用の大きなメリットです。

まだChatGPTを仕事で使ったことがない方は、まずは身近な作業をひとつ頼んでみてはいかがでしょうか。

実際に使ってみると、「こんなことまでできるんだ」と感じる場面があるかもしれません。

そして、もっと使いこなしたいと思ったら、自分の目的に合った方法で学んでいけばいいと思います。

これからも、実際の青果の仕事で試したAI活用を、成功例も失敗例も含めて紹介していきます。

※この記事は2026年10月18日の実践記録をもとにしています。AIの機能や出力結果は、利用環境や依頼内容によって異なります。