清見オレンジと清見タンゴールの違い|特徴や食べ方、美味しい時期まで解説

野菜果物

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「清見オレンジと清見タンゴールってどう違うの?」
「清見オレンジって、いつ頃から入荷がはじまるのかな?」

毎年お客さんからいただくご質問にお答えします。

本記事の内容

  • 清見オレンジと清見タンゴールの違い【結論:同じ】
  • 掛け合わせ
  • 「清見」と命名された理由
  • 特徴
  • 食べてみた感想(実食レビュー)
  • 旬(美味しい時期)

果物販売歴20年以上で青果バイヤーの僕が、わかりやすくお話ししますので、参考にしていただければと思います。

清見オレンジと清見タンゴールの違い【答え:同じ】

清見オレンジと清見タンゴールの違い
清見オレンジと清見タンゴールは、呼び方が違うだけでまったく同じものです。

  • 清見オレンジ = 清見タンゴール

ちなみに正式名称は「清見タンゴール」ですが、清見オレンジの他に「清見みかん」「清見」と呼ばれることもあります。

清見オレンジの掛け合わせ

清見オレンジは、以下の掛け合わせから誕生しました。

  • Orange(オレンジ)× Tangeririne(みかん)= Tangora(タンゴール)

具体的には「国産のみかん宮川早生」と「外国産のトロビタオレンジ」の掛け合わせから生まれた、国産初のタンゴール品種です。

「清見」と命名された理由

「清見」と命名された理由は誕生した場所が「清見潟」の近くだったからです。

清見潟の場所は、以下の通りです。

清見オレンジの特徴

清見オレンジの特徴

清見オレンジの特徴は、以下の通りです。

  • 外皮:オレンジに似ている
  • 味:温州みかんの味 × オレンジの香り
  • 果汁は豊富

糖度を計測すると、いつも12度前後あります。

外皮は手では少しむきにくいので、ナイフを使ってスマイルカットにして食べるといいですよ。果肉の薄皮(じょうのう)は薄く食べやすいです。(種はたまにあります)

清見オレンジの旬(美味しい時期)

市場 入荷時期

清見オレンジの旬は、以下の通りです。

  • 冬の温州みかん最盛期が終わる2月頃に入荷が始まる(早い産地であれば1月頃から入荷あり)
  • 収穫は4月中旬頃にはほぼほぼ終わるが、その後は貯蔵されたものが出荷されるので5月頃まで入荷あり
  • 味的に美味しいのは2月中旬~4月中旬
  • 入荷量の最盛期は3月~4月頃

清見オレンジから生まれた品種

清見オレンジから生まれた品種

清見オレンジはその完成度の高さと優秀さから、多くの品種と掛け合わされて、新しい柑橘類を生み出しています。

清見オレンジを親とする品種としては、以下のようなものがあります。

デコポン(不知火) せとか はれひめ

天草オレンジ 西の香 清峰 津之香

はるみ 朱見 南風 あまか 陽香

紅香 たまみ せとみ など

おわりに

おわりに

ということで、清見オレンジ(清見タンゴール)についてでした。

清見オレンジはその美味しさから、「【保存版】2月に美味しい旬の果物はこれ!/人気おすすめランキング5選」でも紹介しているように、安定して人気上位に入っている柑橘です。

ご家庭用としてはもちろん、贈り物にされる方も多いですよ。

以上、参考にしていただけると嬉しいです。

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