【スーパーに転職】大手と中小の「働きやすさ」「やりがい」などの違いについて
悩む男性
スーパーへの転職(就職)を考えているけど、大手と中小どっちにしようか迷い中。「働きやすさ」とか「やりがい」とか、スーパーで働いている人の話が聞いてみたい。
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- 大手スーパーと中小スーパーの違い(働きやすさや、やりがいなど)
- 働きやすく、やりがいのあるスーパーに転職(就職)する方法
本記事を書いている僕は、スーパー業界歴20年以上で、地元密着型の中小スーパー~百貨店まで経験があり、現在はテナント(専門店)の青果バイヤーとして働いています。
そんな僕が、大手スーパーと中小スーパーの「働きやすさ」や「やりがい」などについて、違いを紹介しつつお話しします。
「スーパーで働こうかな」と思っている方の、お役に立つことができると嬉しいです。
目次
大手スーパーと中小スーパーの違い(働きやすさや、やりがいなど)
大手スーパーと中小スーパーの「働きやすさ」や「やりがい」は、正直、「本人がどっちに向いているか?」「本人が何を求めているのか?」によって大きく変わってきます。
メリットとデメリットも踏まえつつ、それぞれの特徴をお話ししますので、
- 自分にはどっちに向いているのかな?
- 自分はどっちを求めているのかな?
こんな視点で参考にしてもらえればと思います。
将来的な安定感
単純に企業の強さだけで安定性を考えると大手スーパーです。
とはいえ、今の世の中どうなるかはぶっちゃけわかりませんし、中小スーパーでも猛烈に強い企業が存在するのも事実です。
将来性を個人の視点で考えると、実践的なスキルを身につけて食いっぱぐれをなくしていける中小スーパーの方がおすすめです。
なぜかというと、
・大手スーパーの従業員 → 中小スーパーや独立起業レベルで通用する実践的なスキルが身につかない
・中小スーパー → バイヤーまではいかずとも、主任クラスになれば実践的なスキルが身につく
からです。
年収(給与/ボーナス)
転職であれば「ぜったいこっちの方が年収が高い」というのは、ぶっちゃけないですね。
新卒での就職であれば、将来出世すると圧倒的に年収が上がるのは大手スーパーです。とくにバイヤークラス以上になると明らかな差になります。
ですが転職の中途採用であれば、大手スーパーだと一気に出世できない可能性が高いのでそれほど年収は上がらないですね。
逆に、中小スーパーであれば一気に出世をして年収アップを狙いやすかったりもします。
とはいえ年収が爆発的に上がるかと言われると、それはその企業によるんですよね。優良な企業であれば平均年収よりも上になることもありますし、ブラック的な企業であれば爆発的には上がらないのが現実です。
福利厚生(労働時間や休暇含む)
一昔前は明らかに大手企業の方が圧倒的によかったですが、今の時代は一概にそうとは言えないです。
なぜかというと、
・働き方改革関連法が施行された(中小企業も2020年4月から)
・労基のペナルティが厳しくなった
からです。
これらによって福利厚生を見直す中小企業がかなり増えたんですよね。
なので、「その企業による」が答えになります。
人事制度(評価や昇格)
明確な基準があるのは大手企業の方で、昇給昇格試験もあったりします。
とはいえ従業員の数が多いので、個別の対応や特別な対応をなかなかしてもらえらないことが多いです。
逆に中小企業では基準が曖昧で、試験などがない場合もありますが、従業員の数が少ないので個別の対応や特別な対応をしてもらえる場合もあります。
それぞれ一長一短があるのが現実ですね。
やりがい
これは人によって違ってきます。
サラリーマンとしてのやりがいであれば大手スーパーで、スーパーの仕事(商売)のやりがいであれば中小スーパーです。
なぜなら、大手スーパーはカチンコンチンのサラリーマン的な働き方で、中小スーパーは何から何まで任せられる働き方の場合が多いからです。
ちなみにですが、もし「将来独立したい」と考えている方であれば仕入れ~販売まで任せてもらえる中小スーパーの方がいいですね。
転勤
単純に、
大手スーパー → 遠方への転勤あり(単身赴任レベルあり)
中小スーパー → 転勤があっても範囲が狭い(自宅からの通勤圏内の場合が多い)
ですね。
社風や人間関係
これは、大手とか中小とか関係なく、その会社によりますね。
社会的な信用
これは大手スーパーの方がネームバリュー的にいいですが、中小スーパーだからダメということはないですね。
条件のいい優良なスーパーに転職するには
スーパーに転職する方法としては「知人にスーパーの関係者がいれば紹介してもらう」「求人情報を見て応募する」などもありますが、やはり条件のいいスーパーに転職するには「転職エージェントに相談する」のが最適解です。
なぜかというと理由は以下の通りです。
・転職エージェントには転職サイトや企業の採用ページには記載されていない好条件の非公開求人が数多くある
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至れり尽くせりです。
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条件のいい求人情報を教えてくれるおすすめの転職エージェントは、以下の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
▼参考記事
転職を失敗しないためのコツ
上記で紹介した転職エージェントであれば、かなり好条件の非公開求人もあって、どこかに適当に転職させようとするのではなく、親身になって条件のいい転職先を探してくれます。
それらすべてのエージェントに登録しておいてそれぞれ比較しながら転職先を探すのが、転職を失敗しないためのコツです。
どれも完全無料でノーリスクで利用できますので、少しでも条件のいい転職先を探している方は利用必須です。
条件のいい求人ほど早く埋まってしまいますので、早めに登録して探し始めることをおすすめします。
以上参考にしていただけると嬉しいです。
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