2022/01/27 (更新日: 2023/12/11)

実体験から見たスーパー正社員の年収事情：働く会社と個人の選択次第で、給与は驚くほど低くはない事実

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悩む男性

スーパーに転職しようか悩んでるけど、「スーパーの年収は低い」みたいな情報をたまに見る。どのスーパーも、本当に給料安いのかな？

こんな疑問にお答えします。

スーパー業界歴20年以上で転職の経験が2回あり、現在は青果バイヤーをしている僕が「スーパーの正社員の年収は本当に低いの？」についての現実をお話しします。

僕だけではなく、多くの方の転職の状況も見てきた上での話なので、参考にしていただければと思います。

まず結論をお話しすると、記事のタイトルにもしているように、働く会社とその人次第で、スーパーの正社員がみんな年収が低いわけではないです。

なぜそのように言えるのかというと、「スーパーマーケット企業の平均年収ランキング」を見ると明らかにわかりますが、スーパー業界の平均年収は500万円以上で、中には800万円～900万円の人もいます。

僕自身も平均よりも上の年収をもらえていますし、周りの人でも平均年収（年齢別）を上回っている人の方は多いからですからね。

上記のランキングに入っているような企業で働いていれば、普通に働いているだけで平均年収を上回ることは十分に可能ですし、さらに「スーパーで働く上で、持っておくと有利で役立つ5つの資格【転職にも強い】」で紹介しているような資格を持っている人であれば、平均年収を大きく上回っている人も多いです。

ですが、ブラックな体質や、儲かっていないスーパーで働いていたり、また本人の能力やマインド面に問題があって、平均よりもはるかに低い給与で働いている人がいるのも事実です。

上記でお話ししたように、スーパーの平均年収は決して低くはないし、平均年収を大きく上回っている人も多いのに、なぜ「スーパーの正社員の給料はみんな安い」のような情報が出回るのか？

この理由については、なかなか言う人がいないですが、ぶっちゃけでトークでお話しすると以下の通りです。

そして、世の中は“いい情報”よりもネガティブな情報ばかりが拡散されやすい風潮があるのが原因です。

競合の多さと利益構造上から、スーパーはたしかに給与の安い人の割合が多くなりやすい業界かもしれません。

ですが「スーパーマーケット企業の平均年収ランキング」でわかるような「スーパーは世の中の平均年収レベル、またはそれよりもはるかに上の年収で働いている人がいる業界」という情報が、もっと世の中に広がってもいいのになと思います。

年収の高い（給料のいい）スーパーに転職する方法

では、「スーパーマーケット企業の平均年収ランキング」に入っているようなスーパーに転職するにはどうすればいいのか？

ポイントは2つあって、以下の通りです。

スーパーは「この資格を持っていないと働けない」ということはないですが、スーパーで働く上で役に立つ資格を持つことによって「条件のいい会社に採用されやすくなる」「権威性によって出世が早くなる」ということになります。

具体的な資格については以下の記事で紹介していますので、参考にしていただければと思います。

もうひとつのポイントが「優秀な転職エージェントを利用する」ことです。

その理由など、具体的なことは「【スーパーに転職】失敗して後悔しないためのコツ（ポイント）3つと、成功させる方法4ステップを経験者が解説」でお話ししていますが、優秀な転職エージェントをフル活用するのが最適解ですよ。

「イメージだけで決める」「簡単に採用してくれそうな会社を選ぶ」のは間違いなく失敗しますので注意してくださいね。

ということで、スーパーの正社員の給与（年収）についてでした。結局は働く会社とその人次第で、平均年収よりも低い人もいれば高い人もいるのが事実です。

世の中的に拡散されやすい悪い情報だけを鵜呑みにするのはナンセンスかなと。

スーパーでの仕事に関心のある方は、一度転職エージェントに相談してみるといいですよ。

以上、参考にしていただけると嬉しいです。