【晩生種】9月になっても、甘くて美味しい桃はこの2品種【贈り物にも大好評】
悩む女性
「9月になると桃の入荷がかなり少なくなるけど、まだまだ美味しい品種ってあるのかな?もしあるならどれが美味しいのか知りたいな。贈り物としては、もうやめておいた方がいいのかな?」
こんな疑問に、桃販売歴20年以上の僕がお答えします。
毎年9月になると、お客さんからよくいただくご質問なんですよね。
そこで本記事では、9月になってもまだまだ美味しい桃の品種を紹介しようと思います。
贈り物としても喜ばれていますので、9月でも美味しい桃の品種を知りたい方は、参考にしていただければと思います。
【晩生種】9月になっても美味しい桃はこの2品種【贈り物にも大好評です】
9月になっても、まだまだ美味しい桃はあります。
以下の2つの品種です。
- 紅晩夏
- さくら白桃
この2つの品種が出回ると「今年も桃のシーズンがおわりだな」と思いますが、シーズンの終わりに食べられる美味しいとして大人気です。
それぞれ簡単に紹介しますね。
紅晩夏
名前の通り、紅色がキレイで夏の終わり頃が最盛期(旬)の晩生種で、長野県で誕生した桃です。
あまり生産量は多くないので知らない方の方が多いと思いますが、特徴をわかりやすくまとめると以下の通りです。
- 大玉
- 果肉はかため
- 糖度12度程度(上品な甘さ)
- 果汁は多い
- 8月下旬~9月上旬が最盛期
さくら白桃
もうひとつの品種が「さくら白桃」です。
毎年、桃のシーズンが終わる9月頃になると入荷が増えてくる、山梨県で生まれた晩生種の桃で、「さくら白桃が入荷してきたから、そろそろ桃のシーズンも終わりに近い」と毎年思います。
主な特徴をまとめると、以下の通りです。
- 大玉
- 果肉はかためで、(追熟しなければ)カリカリとした歯ごたえ
- 糖度は15度以上になるものも
- 果汁は適度
- 9月上旬~9月中旬が最盛期
晩成種(の桃)が甘くて美味しい理由
上記で紹介した「紅晩夏」と「さくら白桃」は、夏が終わりに近づく9月になってから甘くて美味しい桃(晩成種)ですが、なぜシーズンが終わりなのに甘くて美味しいのか?
理由は以下の通りです。
成熟期間がとても長い → 果肉が凝縮され、ずっしりと重みのある大玉に育つ →糖度はその分濃く(高く)なる
ちなみに、どちらも収穫したては果肉が固い品種です。常温で数日置いて追熟させると、果肉が滑らかでキメ細かくなり、果汁溢れる濃厚な甘味で、最高の桃になりますよ。
食べる直前に2~3時間くらい冷蔵庫で冷やしてから食べると、本当に最高です。
贈り物にもおすすめ
上記で紹介した「紅晩夏」と「さくら白桃」は、9月の贈り物としてもおすすめです。
「9月に桃…、もう贈り物にするには遅いかな…」と悩まなくて大丈夫です。
桃好きの方への贈り物にすると、喜ばれること間違いなしですよ。実際お店では喜ばれている声を数多く聞きますからね。
おわり
9月になっても美味しい桃はある?贈り物にしても大丈夫?というテーマでお話ししましたが、いかがでしたか?
9月、つまり桃の本格的シーズンが終わりになる頃(9月)に入荷量が増える「紅晩夏」と「さくら白桃」は、桃好きな方はもちろん、桃好きな大切な方への贈り物としてもおすすめの品種です。
以上参考にしていただけると嬉しいです。
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