アメリカ産ハニーキウイ(ハニーイエロー・ハニーゴールド)の特徴|サンゴールドキウイとの違いも解説
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近年1月~3月頃になると「アメリカ産ハニーキウイ」がよく出回るようになりましたが、お店で販売していても知らないお客さんが多く、ニュージーランド産サンゴールドキウイのように「待ってました!」とばかりにバカ売れする…、ということになかなかなってくれません(汗)
「初めて見た」「聞いたことない」「美味しいの?」というご意見がほとんどなんですよね。
そこで本記事では果物販売歴25年以上の僕が、アメリカ産ハニーキウイの特徴やサンゴールドキウイとの違いについて、わかりやすく解説します。参考にしていただけると嬉しいです。
アメリカ産ハニーキウイ(ハニーイエロー・ハニーゴールド)の特徴
ハニーキウイ(ハニーイエロー・ハニーゴールド)は2013年にデビューしたアメリカ産のゴールド系キウイで、ユニフルーティーが取り扱っており、1月~3月頃に市場に出回ります。
主な特徴は、以下の通りです。
- 淡黄色の果肉
- 果皮の毛はほぼない
- 酸味か少ない(追熟するとしっかりした甘さを感じる)
- 滑らかな食感
グリーンキウイに比べて酸味が少なめで、サンゴールドキウイほどの甘味の強さはないですが、追熟して食べ頃になると、しっかりした甘味を感じることができるゴールド系のキウイで、糖度を計測すると16度でした。
追熟して食べ頃になる前に食べると、そこまで強くはないですが、やはり酸味を感じます。
ハニーキウイとサンゴールドキウイの違い
ハニーキウイの果肉
サンゴールドキウイの果肉
一番気になるな果肉の違いは上の写真の通りです。その他の違いについて解説します。
品種の違い
そもそも品種が違います。
- ハニーキウイ→「B52」
- サンゴールドキウイ→「ホート16A」
具体的には上記の通りです。
産地の違い
産地の違いは明確で、以下の通りです。
- ハニーキウイ→アメリカ産
- サンゴールドキウイ→(主に)ニュージーランド産(国内産もあります)
時期の違い
それぞれ日本の市場に出回る時期は、以下のような感じです。
- ハニーキウイ→1月下旬~3月下旬
- サンゴールドキウイ→4月中旬~10月下旬
ニュージーランド産のサンゴールドキウイがない時期に出回る感じですね。
味の違い
味の違いはこんな感じです。
- ハニーキウイ:グリーンキウイに比べて酸味が少なめで、サンゴールドキウイほどの甘味の強さはないですが、追熟して食べ頃になると、しっかりした甘味を感じることができる
- サンゴールドキウイ:甘味がとにかく強いが、適度な酸味もある
おわりに
国産のキウイの入荷が少なくなり、ニュージーランド産のゴールドキウイが出てくるのを待ちわびているキウイ好きな方にとっては、かなり嬉しいゴールド系キウイの登場です。
2024年2月現在ではネットで販売しているところもまだ見かけませんが、ぜひお店で見かけた時は食べてみてくださいね。