マンゴーの黒い斑点の正体と原因を解説!果肉がキレイなら食べても安心のお得情報
(※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。)
悩む女性
「たまに、マンゴーの皮に黒い斑点があって安く売られていることがあるけど、正体や原因って何なんだろう?食べても大丈夫なのかな?」
こんな疑問お答えします。
本記事の内容
- マンゴーの皮にある、黒い斑点(シミ)の正体や原因
- 果肉がキレイなら食べても大丈夫なので、じつはお得!という話
マンゴー販売歴20年以上の僕が、「黒い斑点(シミ)のあるマンゴーを切ってみた時の写真あり」で解説します。参考にしていただけると嬉しいです。
目次
マンゴーの皮の黒い斑点(シミ)、正体と原因
まず、黒い斑点(シミ)の正体と原因についてお話しします。
黒い斑点(シミ)の正体:炭疽病
さっそく答えをお話しすると、黒い斑点(シミ)の正体は「炭疽病(たんそびょう)」です。
炭疽病というと、映画「アンフェア」を知っている人であれば“黒色炭疽菌”を思い出して、「移ったらヤバイ…」と思う方も多いと思いますが、それとはちがいます。
炭疽病の原因
炭疽病になる一番の原因は「湿度」です。
湿度が高い状態が続くと、果実や葉などにもともと付着している炭疽病菌が多く発生してしまうんですよね。
そして果肉に付着してしまった炭疽病菌が、時間が経過すると黒い斑点(シミ)になるわけです。
炭疽病が出るのは、薬剤防除の回数が少ない証拠
炭疽病が出てしまったマンゴーを見ると、「気持ち悪いな~」と思うかもしれませんが、逆にこれは「薬剤(農薬など)を使った防除(病害虫などの駆除)の回数が少ない証拠」とも考えることもできますよ。
黒い斑点(シミ)、つまり炭疽病の部分を切り落として果肉がキレイなら、食べても大丈夫!
黒い斑点のあるマンゴーですが、「炭疽病の部分を切り落として、果肉がキレイなら食べても大丈夫」です。
植物の炭疽病は人間には移りませんからね。
黒い斑点(シミ)になっている部分を切り落として、果肉が黒くなければ問題なく食べることができまので、もし安く売られている場合はかなりお得です。
ちなみに、炭疽病が出ているマンゴーを切った時の写真がこちらです。
そして、皮を剥いでみるとこんな感じです。
このように、皮に炭疽病があったとしても、皮を剥いて果肉がキレイなのであれば食べても大丈夫ですよ。
もちろん、黒い斑点(シミ)の部分を手で触ると凹んでしまい、果肉の部分まで変色している状態のものは食べない方がいいですが…。
おわり
「マンゴーの黒い斑点の正体と原因を解説!果肉がキレイなら食べても安心のお得情報」というテーマでお話ししましたが、いかがでしたか?
さいごにポイントをまとめると以下の通りです。
- マンゴーの皮の黒い斑点(シミ)の正体は炭疽病
- 植物の炭疽病は人間には移らないので、その部分を切り落として果肉がキレイなら食べても大丈夫
- 原因は湿度が高いことによって、果実や葉などにもともと付着している炭疽病菌が多く発生してしまったこと
- 炭疽病が出るのは、薬剤による防除回数が少ない証拠
少し黒い斑点が出ていて安く売られているマンゴー、じつはお得ですよー!
参考していただけると嬉しいです。