【青果担当者向け】お彼岸とは?/お供え用の果物は何を売ればいい?

【青果担当者向け】お彼岸とは?/お供え用の果物は何を売ればいい?

(※青果担当者向け)

・お彼岸って何なのか、じつはわかってない…
・お彼岸はいつからいつまでなんだろう…
・お彼岸には何を売り込んだらいいのだろう…

上記のような疑問や悩みにお答えします。

僕自身、青果小売業で20年以上働いていますが、上記のようにお彼岸のことについて、じつはわかっていないという担当者の方を何人も見てきました。

「いまさら聞けない…」という感じの方も多いですね。

本記事を読むことで下記のことがわかります。

・お彼岸とは何なのか?

・お彼岸はいつからいつまでなのか?

・お彼岸には何を売り込めばいいのか?

わかりやすく解説しますので、「じつはわかっていない…」という青果担当者の方はぜひご一読ください。

お彼岸とは?【最低限の知識】

それでは順番に解説していきます。

仏教では下記のように考えられています。

・彼岸(ひがん)→亡くなった方がおられるあの世(極楽の世界) 西側に存在する

・此岸(しがん)→彼岸の反対側の世界、つまり人が生きている世界 東側に存在する

そして、春分の日と秋分の日は太陽が真東から昇って真西に沈むので、下記のように考えられています。

「彼岸」と「此岸」が一番近づく

→あの世に一番思いが届きやすい日

この春分の日と秋分の日それぞれを中心に、その前後3日間を含めた計7日間(1週間)を「お彼岸」と呼んでいます。

✔️つまりお彼岸は年に2回ある

春分の日の方が「春のお彼岸」で、秋分の日の方が「秋のお彼岸」ですね。

ちなみにですが、

・お彼岸に入る日 → 彼岸の入り

・春分の日と秋分の日 → 中日(ちゅうにち)

・お彼岸が終わる日 → 彼岸の明け

と呼びます。

さらにちょっと豆知識ですが、春分の日と秋分の日は昼と夜の長さが同じになり、そこから気温が変わってくるので「暑さ寒さも彼岸まで」と言われたりします。

お彼岸にはお墓参りをする風習がある

このお彼岸の時期に何をするのかというと「お墓参り」です。

上記で解説したように、お彼岸の時期は「あの世に一番思いが届きやすい」と考えられるので、そこでご先祖様への感謝の気持ちを込めてお墓参り(ご先祖様の供養)をするわけです。日本の良き風習ですね。

お彼岸はお供えのために果物が売れるし、売るべき

ちょっとここから商売の話になりますが、上記でお話ししたようにお彼岸にはお墓参りをする風習があるので、その時に果物をお供えにしたりします。

なのでお彼岸の時期には果物(とくにお供え用の化粧箱など)が売れますし、商売的には売るべきです。

といっても普通に売っているだけの延長で「いつもより売れたなぁ」はナンセンスで、あらかじめ「お供え用化粧箱」などを準備して仕掛けておくことが言うまでもなく重要です。

それによって明らかに結果が変わってきますからね。

お供え用の果物は何を売ればいい?

ここで「お彼岸の時には何を売り込めばいいのか?」という疑問が湧くかと思います。

その答えは「とにかく美味しくて品質のいい果物」を売れば(取り揃えれば)オッケーです。(もちろん普段から美味しくて品質のいいものを売るべきですが)

理由は下記の通りです。

・お彼岸のお供えにするものは「これでなければいけない」という決まりはなくて、ご先祖様の好きだったものをお供えするのが一般的

・お花以外のお供え物は持って帰り、「仏様のおさがり」ということで食べる(供養になるという意味を込めて)

・その時に美味しくて品質のいい果物じゃないと…

逆にその時に美味しくて質のいい果物だと、「あのお店の果物はいいね」ということで翌年も買っていただける可能性が高くなりますし、それがキッカケでファンになってくれる方もいます。

今の時代はネットでも、お供え用としてさまざまな果物の詰め合わせが販売されていますので、それに負けない品作りと品揃えは最低限しておくことが必要です。

ちなみに僕自身、よくお客さんに「お供えの時の果物は何にしたらいい?」という質問されますが、「ご先祖様のお好きだったものをぜひ。」とお答えしています。

最後に

以上「【青果担当者向け】お彼岸とは?/お供え用の果物は何を売ればいい?」ということでお話ししました。

本記事で解説したことを知っていれば最低限お彼岸シーズンの小売業の現場では通用します。

ぜひ参考にしてもらえたらと思います。