ブルーベリーを冷凍保存する簡単な方法【栄養的にも冷凍はおすすめ】

ブルーベリーを冷凍保存する簡単な方法【栄養的にも冷凍はおすすめ】というテーマで今回はお話ししようと思います。
20年以上青果小売業で働いていますが、毎年ブルーベリーの旬(時期)になると、
・ブルーベリーって冷凍保存出来るの?
・冷凍保存出来るなら、その簡単な方法が知りたい。
・でも、冷凍したら栄養ってどうなるだろう?
という質問をお客さんからいただくんですよね。
そこで本記事でもその疑問に対する回答をお話ししようと思います。
同じような疑問のある方は、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
ブルーベリーを冷凍保存する簡単な方法
方法は簡単で下記の通りです。
①ブルーベリーを水で洗って汚れなどを取り除く
②キッチンペーパーなどで水気を完全に拭き取る
③市販のフリーザーパックに入れてそのまま冷凍庫に入れる
ブルーベリーを洗う時は、流水で30秒程度洗い流すだけで基本的にOKです。
ちなみに「農薬とか気になるな」という方は、野菜・果物用洗剤おすすめ3選【残留農薬・防腐剤・ウイルス除去に】で紹介しているいずれかを使えば完全に洗い落とすことが出来るので安心ですよ。
冷凍保存する時のポイント
ポイントが2つあって下記の通りです。
・水気を完全に拭き取ってからフリーザーパックに入れる
・小分けにして冷凍する
水気を完全に拭き取っておかないと、冷凍した時にブルーベリーがくっついてしまって後で使いにくくなります。
小分けにするのは後々使いやすいからですね。
冷凍保存でも1シーズンでは使いきりましょう
よく「どれくらいの期間保存出来るの?」というご質問もいただきますが、長くても1シーズン(1年)で使い切った方がいいですね。
1年後にはまた新物が入荷してきますので、その時にまた購入して冷凍すれば、通年ブルーベリーを楽しむことが出来ますよ。
冷凍保存したブルーベリーを解凍する方法
解凍する時は常温で溶けるまで置いておけばOKです。
OKですが、「少しでもキレイに解凍したい」という方は、冷蔵庫に入れて時間をかけて解凍してくださいね。その方が圧倒的にキレイに解凍出来ますよ。
ちなみにですが、解凍する時の注意点があります↓
ブルーベリーを解凍する時の注意点
お湯に浸けて一気に解凍するのは止めておいた方がいいですね。
理由は下記の通りです。
・冷凍したブルーベリーは皮の組織が壊れているので、せっくのブルーベリーの栄養が流れ出てしまう可能性が高い
・熱で解凍すると、その後一気に全部使わなかった場合、細菌などが増えてしまう可能性がある
半解凍してそのまま食べても美味しいですし、冷凍のままスムージーにして食べても美味しいですので、熱で急いで解凍するのは止めておいてくださいね
栄養的にもブルーベリーは冷凍するのがおすすめ
これは意外に思われるかもですが、じつはブルーベリーは生で食べるよりも冷凍保存してから食べる方がおすすめです。
なぜかというと、冷凍保存してから食べた方が効率的に栄養を摂取することが出来るからです。
理由は下記の通り。
・生のブルーベリーは収穫してから1週間もすればどんどん栄養価が落ちていってしまう
・冷凍することにで栄養価が落ちることを防ぐことが出来る
・さらに、冷凍することでブルーベリーの皮の組織が壊れるので、生の時よりも効率よく栄養を摂取出来る
しかも、ブルーベリーの栄養といえば有名なアントシアニンですが、「冷凍した方が栄養価の数値が高くなる」というデータもありますよ。
ブルーベリーの栄養を簡単に効率よく継続して摂取したい方へ
「ブルーベリーをずっと食べ続けたいけど、生のブルーベリーは季節によっては高いし、とはいえ安い時に購入して冷凍しておくのも面倒くさいし…。何かいい方法ないかな?」
そのような悩みがある方も多いですよね。
そのような悩みは下記のアイテムで解決出来ますよ。
最後に
「ブルーベリーを冷凍保存する簡単な方法【栄養的にも冷凍はおすすめ】」というテーマでお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?
冷凍保存の方法と解凍の方法はとても簡単ですよね。
しかも、冷凍してから食べた方が栄養的にもいいですし日持ちもします。
ブルーベリー好きの方はぜひ、冷凍保存を試してもらえたらと思います。
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