【スマートフレッシュ】りんご/エチレンガス【成長と腐敗の二面性】

野菜果物

スマートフレッシュされたリンゴって何?

上記の疑問にサクッと簡単にお答えします。

では、さっそく回答です(*`・ω・)ゞ

りんごのスマートフレッシュとは?

スマートフレッシュとは下記の通りです。

・リンゴはエチレンガスを発生させる(リンゴの呼吸みたいなもの)

・リンゴの近くにアボカド、キウイ、バナナなどを置いておくと早く熟すのはエチレンガスの影響

・リンゴはエチレンガスを発生し続けるとどんどん劣化する

・そこでリンゴを長持ちさせるために、くん蒸剤を浴びせてエチレンガス発生を抑える

これがスマートフレッシュですね。

エチレンガスは成長と腐敗の二面性がある

上記のエチレンガスについて少し掘り下げつつ、「エチレンガスには成長と腐敗の二面性がある」というお話をします。

順番に解説していきますね。

エチレンガスというのは下記の通りです。

・野菜や果物はエチレンという植物ホルモンの作用で生長して熟成する(エチレンが野菜や果物の成長を促してくれている)

・そして、野菜や果物は収穫した後も生きているので呼吸をし、その時にエチレンを吐き出す

この吐き出されたものがエチレンガスです。

じつはその吐き出された(放出された)エチレンガスにも成長を促す効果があります。

ですので、りんごの近くに置いたアボカド・キウイ・バナナなどは早く熟すわけです。成長ホルモンみたいなものですね。

といっても、このエチレンは野菜や果物の成長を促してくれて、熟して食べ頃になると役目終了!ではないんですよね。ずっと促すんです。

…つまり、食べ頃を過ぎても作用し続ける→野菜や果物を腐らせてしまうわけです( ̄▽ ̄;)

野菜や果物を成長させて熟すのに必要不可欠な「成長ホルモン」ですが、それを過ぎても活動停止してくれないので…、熟したあとは「老化ホルモン」になる

こういうことです。

しかも、放出されたエチレンガスは他の野菜や果物にも効果が影響しますので、近くに置いてある他の野菜や果物を熟させてしまうんですよね。老化ホルモン効果炸裂という感じです。

つまり、成長と腐敗の二面性があるということです。

このエチレンガスを多く放出するものとして一番有名なのがりんごですね。

ですのでりんごを冷蔵庫で保存するときは、なるべく傷みやすい野菜や果物の近くに置くのは避けた方がいいですよ。

おわり

ということで、スマートフレッシュとエチレンガスについて簡単に解説しましたがいかがでしたか?

「はじめて知った」という方は、ぜひ参考にしてもらえればと思います_(..)_

✔️人気記事

野菜・果物用洗剤おすすめ3選【残留農薬・防腐剤・ウイルス除去に】

【全額返金保証あり】八百屋の僕がおすすめする青汁3選!【目的別】