りんごの皮の黒い斑点の正体と原因、食べる上での注意点を解説!安心して味わおう
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「りんごの皮に黒い斑点があるのをたまに見るけど、正体(原因)って何?見切り品コーナーで売られていることもあるけど、食べても大丈夫なのかな?」
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- りんごの皮の黒い斑点の正体
- 原因
- 食べても大丈夫なのか?
りんご販売歴20年以上の僕がお答えします。
「用途によってはお得」だったりしますので、同じような疑問のある方は、参考にしていただければと思います。
りんごの皮の黒い斑点の正体
まず「りんごの皮の黒い斑点」がどんな感じなのかをお見せすると、記事冒頭の写真と同じですがこんな感じです。
この黒い斑点の正体は、以下の2つの場合が多いです。
- 黒点病
- すす病
それぞれの見た目はよく似ていますが、見た目を言葉で表現するとこんな感じです。
- 黒点病 → りんごの皮に2~3ミリのゴマ状の斑点ができるもので、斑点の色は深緑色~黒色の斑点
- すす病 → りんごの皮に黒いすすのような斑点ができるもので、斑点の色はぼんやりとした薄い墨みたいな斑点
原因
それぞれの原因は以下の通りです。
- 黒点病 → りんごの実や葉に発生する真菌病で、主に湿度の高い条件下で発生しやすいです。病原菌がりんごの皮を侵し、黒褐色から暗褐色の斑点が現れ、重症化すると実の表面にも黒点が現れます。
- すす病 → 黒点病と同じく真菌病の一種で、葉や果実に灰色のカビ状の病斑を引き起こします。この病気は、高湿度の環境下で発生しやすく、感染した葉が果実に接触することで拡散します。
どちらの病気も、適切な管理が行われない場合には、りんごの収量と品質に悪影響を与えることがあります。
どちらも、潜伏期間が…
「黒点病」と「すす病」ですが、どちらもインフルエンザのように潜伏期間があります。
なので、下記のようなことが起こったりします。
- 市場で仕入れる時点ではなかったのに、店に置いていると出てきた…
- お店で買った時にはなかったのに、家でしばらく置いていたら出てきた…
毎年悩まされます…
黒い斑点の出ているりんごは食べても大丈夫なのか?
答えは、以下の通りです。
- 皮を剥いて果肉がキレイなら食べても大丈夫
なのでお店では、「ワケあり」や「選外品」などの“おつとめ品”として売られています。
黒い斑点の出ているりんごの、おすすめの食べ方
皮をむいて果肉の部分が変色していなければ、もちろんそのまま食べてもいいですが、
- ジュース用
- ジャム用
としてお店では購入される方が多いですね。
激安で売っている場合、ジュース用やジャム用としてかなりの狙い目だったりしますので、「皮を剥いてキレイなら気にしない」という方は利用してみてください。
ジュースするのであれば「最新型クビンスホールスロージューサー」を使うと、栄養素をほとんど劣化させずに摂取できますよ。
おわり
「りんごの皮の黒い斑点の正体と原因、食べる上での注意点を解説!安心して味わおう」というテーマでお話ししましたが、いかがでしたか?
さいごにポイントをまとめます。
- りんごの黒い斑点の正体は「黒点病」や「すす病」
- 原因は、病原菌となる胞子が果実に付着(潜伏期間あり)
- 皮を剥いて果肉がキレイなら、食べても大丈夫
- オススメの食べ方は、ジュースやジャム用
参考にしていただけると嬉しいです。