【写真あり】“蜜入り”りんごの果肉が、茶色くなって腐っているのは「蜜褐変」

「蜜入りりんごを切ったら、果肉が茶色くなってる…。原因は何?見分け方はある?食べられるの?」
こんな疑問に、りんご販売歴20年以上の僕がわかりやすくお答えします。
参考にしていただけると嬉しいです。
目次
【写真あり】“蜜入り”りんごの果肉が、茶色くなって腐っているのは「蜜褐変」

蜜入りりんごを切ると、たまに上の写真のように果肉が茶色く変色して腐っている場合があります。
これは「蜜褐変(みつかっぺん)」という現象です。
原因(蜜褐変とは)

蜜褐変になる主な原因は(蜜褐変とは)、以下の通りです。
- 蜜が多く入りすぎてしまい、果肉に吸収されなかった蜜が、時間の経過とともに(貯蔵中に)茶色く変色して腐ってしまった。
見分け方

この蜜褐変になっている蜜入りりんごを、正直見た目だけで判断するのはむずかしいです。
上の写真が蜜褐変になった蜜入りりんご(記事冒頭の写真)を外側から撮影したものですが、見た目はキレイな場合が多いからです。(光センサーでもあれば別ですが。)
経験から言えるのは、「指でりんごを軽くはじいてみて、澄んだ音がしなければ腐っているかもしれない…」ですかね。
腐っているので食べない方がいい

たまに「りんごの果肉が茶色くなっていても、腐っているわけではないので食べても大丈夫」という情報を見かけることがあります。
ですが、本記事で紹介している写真のレベルの蜜褐変だと明らかに腐っていますので、食べずに購入したお店に連絡をして交換してもらってくださいね。(レシートは捨てずに置いてきましょう。)
蜜褐変になりやすい、りんごの品種

蜜褐変になりやすいのは、悲しいかな甘くて美味しい蜜入りりんごです。
具体的には「【保存版】“蜜入り”りんご、人気の8品種【「蜜入り」の簡単な見分け方も解説】」で紹介していますので、参考にしてみてください。
おわり

ということで、「“蜜入り”りんごの果肉が、茶色くなって腐っているのは“蜜褐変”という現象ですよ。」というお話でした。
「美味しい蜜が入りすぎて起こる現象」というのは悲しいですが、仕方のないことです。
蜜褐変になっている場合、購入して2~3日以内であればお店で交換してもらえますので、購入したお店に問い合わせしてみてくださいね。
以上になります。
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