驚きの味わい!黄金柑(ゴールデンオレンジ)の食べ方と魅力を写真でご紹介!
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悩む女性
「黄金柑って、どうやって食べるの? どんな味? 見た目は酸っぱそうだけど美味しいのかな?」
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 黄金柑とは
- 食べ方
- 味(糖度)
- 入荷時期
収穫(栽培)量がとても少ないので「幻のミカン」とも呼ばれる黄金柑について、果物販売歴20年以上で青果バイヤーの僕がわかりやすく解説します。
「食べ方の写真」「計測した糖度の写真」「食べてみた感想やお客さんからの感想」も紹介しますので、参考にしていただければと思います。
黄金柑とは
掛け合わせの詳細は不明ですが、「みかん×ゆず」から誕生したと言われている、別名「黄蜜柑(きみかん)」や「ゴールデンオレンジ」とも呼ばれている、サイズがとても小さい柑橘類です。
生産量はかなり少ないので、「幻のミカン」「幻の柑橘」とも呼ばれていて「媛小春」の親でもあります。
黄金柑の食べ方
「これって、どうやって食べるの?」
とにかくお店でよく聞かれます。
あと「皮は手で簡単に剥ける?」「皮ごと食べるの?」と聞かれることも多いです。
まず、皮は手で簡単には剥けないことはないですが、かなり剥きにくいです。なので、以下の写真のように半分に切って、
(縦に切るよりも横に切る方が、見た目的に美味しそうですよ)
それを半分に切ると、以下の写真のように1/4切れになるので、
このままかぶりつくのが、一番簡単な食べ方です。
(少し種がありますので、注意してくださいね)
ちなみに1/4切れまで切ると、以下の写真のように皮を剥きやすくはなりますよ。
スプーンですくって食べてみようとも思いましたが、グチャグチャになるのでおすすめはしないです。
黄金柑の味(糖度を計測した写真あり)
「小さい」「色が黄色」なので、お店でもお客さんに「見た目はゆずとかレモンみたい。酸っぱそうだね。どんな味なの?」と聞かれることが多いです。
ですが見た目のイメージとは違って、
- 糖度は15~17度のものもあって、味はかなり濃厚(上記の写真参照)
- 甘味と酸味のバランスが絶妙
- 切った瞬間に、さわやかな香りが一気に広がる
という、とても美味しい柑橘類です。
小夏(日向夏)や文旦、八朔や甘夏などが好きな方は、どハマりする味ですよ。
黄金柑の入荷時期(収穫時期)
2月下旬頃から収穫が始まりますが、市場に多く出回るのは3月中旬~4月中旬頃で、5月初旬頃まで楽しむことができます。
本記事の黄金柑の写真は、3月下旬頃に入荷してきた愛媛県産のものになります。
主な産地
入荷してくる黄金柑の産地は、「静岡県」「愛媛県」「高知県」「和歌山県」「愛知県」「神奈川県」が多いですね。
おわりに
「驚きの味わい!黄金柑(ゴールデンオレンジ)の食べ方と魅力を写真でご紹介!」というテーマでお話ししましたが、いかがでしたか?
糖度を計測の写真からもわかるように、とても濃厚な味で、甘味と酸味のバランスです。
とても希少な品種ですので、柑橘類好きな方はぜひ一度食べてみてくださいね。