【冬至】南瓜(かぼちゃ)を食べて、ゆず風呂に入る理由【便利なグッズもあり】

そもそも冬至って何?
こんな疑問にお答えします。
▼本記事の内容
・南瓜を食べる理由
・ゆず風呂に入る理由
野菜・果物販売歴20年以上の僕が、日本の良き風習「冬至には南瓜を食べてゆず風呂に入る」について、その理由までわかりやすくお話しします。
参考にしていただけると嬉しいです。
冬至とは

冬至は
つまり「一年の中で最も日照時間が短い日」です。(逆は夏至)
その冬至には「南瓜を食べてゆず風呂に入る」という風習があります。
その理由を解説していきます。
南瓜を食べる理由

なぜ冬至に南瓜を食べるのか?
理由は運気を上げるためです。
→ その日(冬至)を境に太陽の力が大きくなる(回復してくる・よみがえってくる)と考えていた
→ それと同時に、悪いことが続いていても、冬至を境に“運”も回復して上がってくると考えていた
→ そこで、冬至に「運盛り」として「運(ん)」が強くなるように「ん」のつくものを食べるようになった
つまり「運を呼び込もう」ということで、縁起をかつぐ意味で「ん」のつくものを食べることが風習になったわけです。

その理由は
→ひらがなで読むと「なんきん」
で、「ん(運)」がついているからです。
しかも南瓜は栄養が豊富で長期間保存できし、寒い冬に煮物にすると美味しいしいという、まさにもってこいの食べ物です。
「栄養をつけて寒い冬を乗り越えよう」という昔の人の知恵ですね。
南瓜以外にも冬至の時に食べる「ん(運)」がつく野菜や果物としては
・ニンニク ・いんげん ・ほうれん草
・みかん ・きんかん ・りんご
などがあります。
ゆず(柚子)風呂に入る理由

柚子風呂に入る理由は体を温めて風を引かなくするためです。
もう少し掘り下げて解説すると
→柚子は香りが強いので邪気払いになる
・ゆず=「融通(ゆうずう)」がきく
・冬至=「湯治(とうじ)」
このような語呂合せから、冬至にはゆず風呂に入ることが風習になりました。
生の柚子を使わなくてもこんな便利なアイテムもあったりしますよ。
冬至以外にも、寒いに日に使えて体が温まるので便利です。
おわり

冬至に南瓜を食べて、ゆず風呂に入る理由についてお話ししました。
昔の人が考えた日本のよき風習を続けて、無病息災で運気を上げていきましょう!
以上、参考にしていただけると嬉しいです。