仕事を覚えようとしない人が部下の場合の対処法【結論:早めにサヨナラ】
[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”bump” balloon_shadow=”true”]仕事を覚えようとしない人が部下にいて困った…。何回も丁寧に教えようとしたけど、聞く耳も持たない状態。しかもなぜか逃げようとする。叱ってもまったく効果なし。たまにわかったような素振りをするけど、結局は覚えないことの繰り返し…。仕事を覚える気のない人って、どうやって対処したらいいんだろう?[/word_balloon]
こんな疑問(悩み)にお答えします。
本記事の内容
- 仕事を覚えようとしない人の特徴
- 経験から学んだ、仕事を覚えようとしない部下の対処法3ステップ
- 対処していく上での注意点
20年以上の社会人生活の中で、仕事をまったく覚えようとせず、何回注意しても効果のない部下をもったことがあり、じつは毎晩のように悪夢にうなされ、精神的にやられた経験があります。
そこで本記事ではその経験から学んだ「仕事を覚えない人が自分の部下だった場合の対処法」、つまり僕が悪夢にうなされた状態から解放された方法をお話しします。
同じように悩んでいる方は、無駄な時間や労力を消費しないためにも参考にしていただければと思います。
目次
仕事を覚えようとしない人の特徴
以下の通りです。
- 思考が停止している
- そもそもやる気がない
- はじめから諦めモード(ネガティブ思考)
- 無責任
- 無関心
- 周りへの迷惑を一切考えない
これは経験から断言できます。
仕事を覚えようとしない人が部下の場合の対処法
結論を先にお話しすると、下記の3ステップが有効です。
- ステップ1:仕事を覚えてもらうのはスパッと諦める(見限る)
- ステップ2:具体的な仕事の指示を出し、確実に業務だけは遂行してもらう(ワーカーとして使う)
- ステップ3:早めに自分の部下から外すようにもっていく
冷たく感じるかもしれませんが、これが悪戦苦闘の結果たどり着いた答えになります。
少し掘り下げてお話しします。
ステップ1:仕事を覚えてもらうのはスパッと諦める(見限る)
正直、スパッと諦めた方がいいですね。
なぜかというと理由は以下の通りです。
過去と他人は変えることが出来ないので、仕事を覚える気がない人は覚えないし、成長する気がない人は成長しないから
世の中的には、部下が仕事を覚えなかったり成長しない場合は「上司の教え方が悪い」「上司が部下のモチベーションを上げさせるのが下手」などと言われます。
ですがこれは理想論です。
結局は本人のマインド次第です
- 仕事を覚えない人 → 何をしても何を言っても覚えない
- 成長しない人 → 何をしても何を言っても成長しない
つまり、仕事を覚えようとするマインドのない人を変えることは不可能で、相手をするだけ無駄です。
悪夢にうなされた部下に対して「なんとかしよう。何か方法はあるはずだ。」と必死になっていろいろ試した経験から断言できます。
なんとかしようとした結果は
- 時間と労力の無駄で、残ったのはストレスだけ
- 肉体的にも精神的に疲れ果て、ただの損
これだけでした。
この経験から仕事を覚えず成長する気もない部下を変えようとするのは最初から諦めておいた方が賢明と断言できます。
もし仕事を覚えようとしない部下に対して、「なぜ聞く耳をもたない?」「叱ってもなぜ効果がない?」と思って悩んでいる方は、東京大学名誉教授の養老孟司さんの著書「バカの壁」を読むと、「なぜ聞く耳をもたず、叱っても効果がないのかの理由」がわかり、その後の部下への接し方が変わることによって、かなりストレスが軽減されたのでおすすめです。
次のステップに移ります。
ステップ2:具体的な仕事の指示を出し、確実に業務だけは遂行してもらう(ワーカーとして使う)
いくら仕事を覚えずに成長する気がない部下でも、「仕事に来ている=給与は発生している状態」なので仕事はしてもらわないといけません。
対処法としては下記の方法が経験からベストと言えます。
自分で考えて仕事をさせるのは無駄を生むので、具体的な指示を出して忠実に動いてもらう
これは成長する気がない人にも同じことが言えますね。
考え方を変えることは無理なので、具体的な指示をすることによって行動だけは変えるということです。
行動を変えることが出来れば、最悪結果にはつながりますからね。
そして最後のステップに移ります。
ステップ3:早めに自分の部下から外すようにもっていく
とにかく仕事を覚えようとしない人は自分の部下から少しでも早く外してサヨナラするのがベストです。
なぜかというと、ずっと以下のような悪影響を及ぼされるからです。
- 仕事のいいパフォーマンスができなくなる
- 足を引っ張り続けられる
- 肉体的にも精神的にも追い込まれ続ける
言葉を選ばずに言うと、疫病神や貧乏神のような存在ですからね。
それによってこちらが肉体的にも精神的にも追い込まれ、最悪病んでしまうなんて、損以外の何者でもないですよ。
結論:仕事を覚えようとしない人は早めに自分の部下から外すようにするのが賢明!
以上が、仕事を覚えない部下や成長する気がない部下へ、経験からおすすめできる対処法でした。
あと、対処法していく時のポイントについてお話ししておこうと思います。
対処法をしていく上での2つの注意点
対処していく上での注意点は以下の2つです。
- 一度、明らかに仕事を教える環境を作っておく
- パワハラにならないように気を付ける
少し掘り下げてお話しします。
一度、明らかに仕事を教える環境は作っておく
なぜかというと、仕事を覚える気がなかったり成長する気がないようなマインドのレベルの低い人は、他の誰かに仕事の不備などを指摘されたりした場合、「教えてもらっていない」というワケのわからない言い訳を平気でするからです。
普通の方からすれば、意味がわからないレベルの話と思いますが…、これ現実あるあるなんですよね。
それを防ぐためにも、
- 「仕事を教えますね。」とあえて口に出し、明らかに相手に仕事を教えようとしていることを伝える
- 明らかに手取り足取り丁寧に仕事を教える
これらをしておくことが重要ですよ。
まぁ一応、仕事を覚える環境を提供しておかないと無責任でもありますからね。
パワハラにならないように気を付ける
今の時代はちょっとした発言でもすぐに「パワハラ」や「モラハラ」と言われてしまいますので、使う言葉や言い回しには気をつける必要があります。
どのような言葉や言い回しがパワハラやモラハラになるのかは正直判断基準が難しいですが、基本的には厳しい内容を相手に言う時でも、怒鳴ったり(罵声を浴びせたり)するのではなく丁寧な言葉や言い回しを使うことですね。
それと不特定多数の人が見ている状態で注意をしたり叱ったりしないことです。
なぜかとういうと、その場面を写真や動画に撮られてしまったりすると「こちらがパラパラしているような誤った証拠」になってしまう恐れがあるからです。
おわり
ということで、仕事を覚えない部下や成長する気がない部下への対処法でした。
相手をするのは本当に無駄な労力と時間の消費になりますので注意していただければと思います。
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以上、参考にしていただけると嬉しいです。
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