部下が成長しないのは上司の責任?【結論:過去と他人は変えられない】

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悩む男性

「部下が成長しない(育たない)のは上司の責任だ!」
「やる気のない部下をやる気にさせるのも上司の仕事だろ!」
みたいに言われるけど…、それってどうなんだろう?

このように悩んでいる方、じつは多いのではないでしょうか?

僕自身も過去に、以下のような人が部下になったことがあり、心底悩まされた経験がありますので、その悩みは痛いほどわかります。

そこで本記事ではその経験にもとづいて、以下の内容についてお話ししようと思います。

本記事の内容

  • 部下が成長しないのは本当に上司の責任なのか?
  • やる気のない部下をやる気にさせる(モチベを上げる)のも、上司の仕事なのか?
  • 仕事を覚えない部下、成長しない部下を簡単に見抜く方法
  • 世の中で優秀と評価されている上司が、じつはやっている不都合な真実

理想論なしの現実論でお話ししますので、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

部下が成長しないのは上司の責任?【結論:過去と他人は変えられない】

さっそく結論をお話しすると、以下の通りです。

  • 部下本人に成長する気、やる気がない場合はどうすることもできない。なぜなら、過去と他人は変えることができないから。

結局は「本人次第」です。

人に仕事を教える時の最強の方法として、連合艦隊司令長官だった山本五十六さんの、以下のような有名な言葉があります。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

残念ながら、この教えが通用しない人が世の中には存在するんですよね。

このように言うと、以下のような状態になったりします。

 
上司と部下

「部下が育たない理由は上司の教え方に原因がある」
「部下が育たないのは上司が無能だから(育てる能力がない)」
「部下をやる気にさせるのも上司の仕事」

ですがこれは、本当に成長する気がなく、そしてやる気もなく、ネガティブで完全に無責任な、全てを他人のせいにするという理解不能な人間に遭遇したことのない人の理想論です。

理想と現実は違いますからね。

やる気のない部下をやる気にさせる(モチベを上げる)のも、上司の仕事?

やる気のない部下をやる気にさせる(モチベを上げる)のも、上司の仕事?

ある程度のレベルまではそうだと思います。

とはいえ、結論は以下の通りです。

結論:マインドのレベルが低い人(部下)には、結局何をしても無駄

マインドのレベルが低い人と関わるのは、完全に時間と労力の無駄になりますので、結論としてまたお話ししますが、「成長しようとしない部下は、早めに自分の下から外すことがベスト」です。

次に、そのような部下を簡単に見分ける方法をお話しします。

成長させたり、やる気にさせることができない部下を見抜く方法

「間違いなく共通する特徴」がありますので、以下の特徴に当てはまっている部下は早めにアウトと判断した方がいいです。

空返事をする/反応が薄い

何かお願いや指摘をした時などに、以下のような言葉で空返事ばかりで反応の薄い人です。

  • あぁ…
  • はぁ…
  • ほぉ…
  • へぇ…

「わかってくれているだろ…」、このような甘い期待はしない方がいいですよ。

すぐに否定的な言葉を口にする

何か話をした時に、以下のような否定的な言葉をすぐ口にする人もダメですね。

  • でも
  • だって
  • どうせ
  • そんなこと言われても

基本的な思考がネガティブなので、どうすることもできないです。

瞬間的に軽い返事をする

何か仕事の注意をした時に、“瞬間的に”以下のような返事を軽くする人も気をつけた方がいいです。

  • わかりました。
  • 大丈夫です。
  • 頑張ります。

ウワベだけで、“その場しのぎの返答”の場合がほぼほぼだからです。

「思う」ばかり

何でも「思う。」をつける人、これも要注意です。

「思う=逃げ」ですからね。

最後まで話を聞かない

途中で簡単に軽い返事をしたり、わかったフリをして最後まで話を聞かない人、明らかにアウトです。

その他

以下のような特徴の人もアウトですね。

  • すぐ不機嫌そうな表情になり、ふてくされた態度になる
  • 逆ギレしてくる

理解不能な思考の持ち主なので、相手をしない方が賢明ですよ。

次に「世の中で優秀な上司として評価されている人が、じつはやっている真実」がありますので紹介します。

優秀と評価されている上司が、じつはやっている不都合な真実

先に答えをお話しすると、以下の通りです。

世の中で優秀といわれる上司は、「この人は無理(育たない)」と判断すると、はじめから自分の部下にならないようにする。もし自分の部下に配属されてしまったとしても、すぐ人事異動などの手段を使って、自分の下から外す行動をとる。

なぜかというと、どうやっても育たない人は存在することを知っているからです。仕事ができる人は、“自分の評価が下がる原因を遠ざける行動をする”、これが現実です。

早く遠ざけないと、以下のようになってしまいますので気を付けてくださいね。

仕事面でかなり足を引っ張られ続ける
→ 結果、その負担は全て自分にかかってくる
→ 疲れ果て、自分のプライベートまで悪影響が及ぼされる

おわりに

おわりに

「部下が成長しないのは、ほとんどの場合がその部下本人の責任」というのが現実です。理想と現実は違いますので、「この人はダメ」と判断したら、すぐにその人とは距離を置くのがベストな選択です。

この部下は、なぜ何を言ってもダメなんだろう?」、このように悩んでいる方は「東京大学名誉教授・養老孟司の著書『バカの壁』」を読むと悩みがかなり軽減されますよ。(経験談)