紅てまりとは?特徴や味わいを紹介!手土産や贈り物におすすめのサクランボ
「紅てまり」というサクランボの品種、その名前はあまり耳慣れないかもしれませんが、実はこの「紅てまり」には魅力的な特徴があり、独特な味わいがあります。
今回は、サクランボ販売歴20年以上の僕が、紅てまりについて詳しくご紹介します。
紅てまりはどんな特徴を持ち、どのような味わいなのでしょうか?そして、手土産や贈り物として適しているのでしょうか?
紅てまりの特徴
紅てまりは、山形県で生まれたサクランボの品種です。佐藤錦とビックという品種を交配させて作り出されました。平成12年に品種登録された比較的新しい品種であり、大粒である特徴があります。
また、果肉は硬めで日持ちしやすいという利点もあります。さらに、紅てまりはサクランボのシーズン最終に登場する極晩生種であり、収穫時期は7月の上旬から中旬になります。
紅てまりの味わい
紅てまりの味わいは、濃厚で特徴的です。甘味は強めでありながら、適度な酸味も感じられます。
そのため、「甘味と酸味のバランスがいいサクランボ」が好きな方にはおすすめです。果肉は比較的硬めであり、豊富な果汁を含んでいます。糖度は18~20度程度です。
紅てまりの手土産や贈り物としての利点
紅てまりは、手土産や贈り物としても素晴らしい選択肢です。果肉の硬さから日持ちが良く、贈られた方に喜ばれることでしょう。また、紅てまりはサクランボのシーズン最終に出回るため、お中元や季節の贈り物に最適です。
ただし、もし「とにかく激甘のサクランボが好き」という方には少し物足りないかもしれません。紅てまりは甘味と酸味のバランスが特徴であり、紅秀峰や大将錦などの超甘品種とは異なる点です。
おわりに
以上が、紅てまりの特徴や味わい、手土産や贈り物としての利点についてのご紹介です。紅てまりは、新たなサクランボの魅力を堪能できる品種です。
ぜひこの魅力的なサクランボを手土産や贈り物に選んでみてはいかがでしょうか。お相手もきっと喜んでくれることでしょう。
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