【語られない事実あり】スーパーで働くメリットとデメリット【就職/転職の参考に】
- 2020.10.17
- 2021.02.16更新
- Work style
- スーパーマーケット, 転職

スーパーマーケットへの就職や転職を考えているけど、スーパーで働くメリットやデメリットって何があるのかな?
働くことによって、何か身に付けられるスキルとかあったりするのかな?
実際に働いている人や働いたことのある人の話を聞いてみたいな。
こういった疑問に、スーパーマーケットはもちろん、個人商店~百貨店で20年以上働いてきた経験のある僕が、「実際のところはどうなのか?」をお話しします。
たまに、実際に働いたことがないのにイメージだけでいろいろ書かれたり言われたりしている情報を目にすることがありますが、本記事はリアル体験に基づいての話です。
とくに正社員の店員として働く場合の内容になりますので、スーパーへの就職や転職を考えている方は参考にしていただければと思います。
なかなか調べても出てこない【語られない事実】についてもお話ししますね(*`・ω・)ゞ
スーパーで働くメリットとデメリット
メリット【語られない事実あり】
スーパーで働くメリット、それは
・商売(経営)のイロハを学べ、独立のための勉強ができる
・マーケティングスキルやマネジメントスキルが身に付く
・部門によっては専門職のスキルが身に付き、食いっぱぐれがなくなる
・じつは別業界への転職スキルが身に付く【あまり語られない事実】
です。
それぞれ重複する内容もありますが、少し掘り下げてお話ししますね。
商売(経営)のイロハを知り、独立のための勉強ができる
これは大手企業のスーパーではなく中小企業のスーパーではとくに学ぶことが出来ますね。
なぜかというと、大手企業では全て指示された通りに動くだけの業務の場合が多いですが、中小企業では
・商品の仕入れ→販売(加工値付け陳列など)を行う
・店長や主任になるとお店や部門を任せられる
・実際に売上と利益を上げないといけない
など、個人で商売していくことと同じ内容の仕事をすることになり、それだけのスキルを求められるからです。
マーケティングスキルやマネジメントスキルが身に付く
上記でお話ししたような「個人で商売していくことと同じ内容の仕事をする」となると、そこで必要になってくるのは必然的にマーケティングスキルやマネジメントスキルなんですよね。
マーケティング、つまり
・どのような商品を販売するか?
・どのようにお店や商品を宣伝するか?
・自分の働くお店の市場はどうなのか?(分析)
・お客さんの欲求を満たすためには何をするべきなのか?
このような企業の活動全体を考えないといけないわけです。
マネジメント、つまり
任されたお店(部門)などの組織を、部下を使うことによって運営していく。
そして与えられた責任(営業成績など)を果たしていく。
このような、いわゆるマネジメントをしていかないといけないわけです。
部門によっては専門職のスキルが身に付き、食いっぱぐれがなくなる
専門職のスキルというのは、
・青果部門 → 八百屋(青果店)
・鮮魚部門 → 魚屋
・精肉部門 → 肉屋
ということです。
スキルを身に付けることが出来ると、その業界で転職したり独立したりしやすくなります。
つまり、食いっぱぐれがなくなるわけです。
じつは別業界への転職スキルが身に付く【あまり語られない事実】
本当にあまり語られないことですが、スーパーマーケットで働くと、上記まででお話ししたようなスキルが身に付きますので、他の業界への転職するためのスキルをいろいろ身に付けることが出来るんですよね。
・仕入れ(発注) ・販売
・売上げや利益、人の管理などのマネジメント
・「どのようにすれば繁盛するのか?」のマーケティング
などなど、これらのスキルを身に付けることが出来るのは、スーパーで働く最大のメリットです。
実際にスーパーマーケットで身に付けたスキルを活かして、他の業界に転職されていく方も多いですよ。
世の中的にはなぜか、「スーパーマーケットで働く=他の業界への転職は厳しい」というイメージで語られがちですが、じつはそれは
・実際に働いたことのない人
・働いた経験はあるけど、その経験をまったく活かすことが出来なかったマインドレベルの低い人
・部下に会社を辞められると人手が足りなくなるので、それを防ぎたい人
などが作り出した、真実とは異なる情報です。
実際、僕自身はスーパーマーケットで働く中で身に付けたスキルを活かすことによって、副業で稼ぐことが出来るようになりましたので、間違いないと断言出来ます。
次に、デメリットについてお話ししますね。
デメリット【すでに解決されていたり、解決策あり】
スーパーで働くデメリットといえば、
・労働時間が長い
・日曜日に勤務がある
・連休を取りにくい
・年収はそこまで高くない
こんな感じですね。
ですが、すでに解決されていたり、解決策はあったりします。
働き方改革関連法の施行
これによって、全ての企業ではないのが正直な現実ですが、ほとんどの企業で労働時間や公休日(休日取得)は改善されていますし、有給休暇の取得も義務化されていますので連休も取れたりしています。
「日曜日に勤務がある」に関しては、【解決策あり】スーパーの正社員で、日曜日を公休日にする方法で解決策お話ししていますので参考にしていただければと思いますが、店長や生鮮部門の主任でも交代で日曜日に休んでいる人は多いですよ。
ということはデメリットは年収ですよね。
ですがこれも時代の流れで解決可能です。
年収は副業解禁の流れで解決可能に
スーパーで働きながら年収を上げるには、以前であれば「一気に出世する」みたいな感じで、「でもなかなか上がらない」のが現実でしたが、2020年以降は世の中が一気に副業解禁の流れになっていますので、副業で収入を上げれば年収問題も解決します。
しかもスマホだけで副業できる時代です。
というか…、スーパーで働く年収に対して、悪いイメージが世の中で定着しすぎていますよね。
・店長クラスになれば世間一般的な同世代の平均年収は稼いでいる人が多い
・しかも中には平均年収よりも稼いでいる人もいる
これが現実なんですけどね。
まぁぶっちゃけ話ですが、中小企業のスーパーであれば“そこまでスキルが高くないけど働いている正社員も多い”ですので、2~3年で一気に出世することも可能だったりしますよ。
最後に
スーパーに就職(転職)するメリットとデメリットについて、「語られない事実」を踏まえつつ経験談に基づいてお話ししました。
結論としては、スーパーマーケットへの転職は、デメリットよりもメリットの方がじつは多いんですよね。
スーパーマーケットに転職または就職して、そこから年収をアップさせるための道を切り開くのも、正直「悪い選択肢ではない」ですよ。(経験上言えます)
ちなみにですが、スーパーマーケットへの転職方法は、下記の記事の中で紹介していますので、参考にしていただければと思います。
以上になります_(..)_
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