いちごの農薬、そのまま食べても大丈夫?|知っておきたい注意点とおすすめの安心できる洗い方を解説
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「いちごってそのまま食べるけど、農薬とか大丈夫かな?子供が大好きでよく食べさせるからちょっと心配…。何か簡単なおすすめの洗い方とかあれば教えてほしいな。」
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- いちごに使われている農薬
- いちごは洗わずに食べても大丈夫なのか?
- おすすめの洗い方
いちご販売歴20年以上の僕が、仕入れで取引のあるいちご生産者の方に伺ったお話にもとづいてお話しします。
いちごの農薬の「危険性
」「安全性
」が心配な方は参考にしていただければと思います。
目次
いちごに使われている農薬
生産者の方からいただいた回答は、以下の通りです。
生産者の方
「産地や生産者によって違いますが、だいたい40回~60回程度は農薬を使いますよ。もちろん国が定めた基準値内での使用ですけどね。」
その理由としては、以下のことをおっしゃっていました。
- いちごは害虫の被害をうけやすい果物だから
- 安定した生産量を維持するには農薬の使用はやむを得ない
中には農薬を使わずに栽培されている方もいますが、出荷量を安定させるためには使わざるを得ないということですね。
いちごは洗わずに食べても大丈夫なのか?
不安を煽るわけではないですが、気軽に「絶対に大丈夫」とは言えないです。
理由は以下の通りです。
- いちごの残留農薬は、いつもランキング上位に入っている
- 残留農薬の基準に引っかかり、台湾への輸出が禁止になったことがある
- 「とちおとめ」から基準を超えた農薬が検出され、ニュースになったことがある
なので、とくに小さなお子さんや妊娠している方は、確実に洗ってから食べた方がいいです。
いちごのおすすめの洗い方(いちごの農薬の洗い落とし方)
まず、いちごを洗う時に注意するべきことがあります。
以下の2つです。
- 洗うのは食べる直前にする
- ヘタを取らずに洗う
なぜかというと、いちごはデリケートなので、水に濡れると傷むのが早くなりますし、ヘタを先に取ると洗い落とすはずの農薬や汚れが果肉部分についてしまうからです。水が入ることで水っぽくもなりますしね。
具体的な洗い方は、以下の方法があります。
- 流水で洗う
- 50度洗いする
- 重曹を使う
- 野菜や果物用の洗剤を使う
それぞれ簡単に解説しますね。
流水で洗う
一番簡単な方法です。
サッと流すだけでは農薬や汚れは落ちないので、30秒以上は洗い流してくださいね。
とはいえ、その他の洗い方に比べると正直効果は薄いです。
50度洗いする
50度洗いは野菜についている酸化物を効率よく洗い落とす方法として有名ですが、その方法をいちごで使うわけです。
沸騰させたお湯に同じ量の水を混ぜると50度になりますので、そこにいちごを2~3分入れて、そのあと冷水で冷やせばOKです。
ちなみに43度以下のお湯だと逆に雑菌などが増えてしまいますので気をつけてくださいね。
先ほどの流水に比べると農薬や汚れをはるかに落とせます。
重曹を使う
水を入れたボウルにスプーン1杯の重曹を混ぜ、そこにいちごを30秒くらい入れます。
そのあと流水で30秒以上しっかり洗い流せばOKです。
重曹は弱アルカリの性質なので、酸性の農薬を中和してくれるという効果もあります。
「流水で30秒だけ」「50度洗い」に比べると農薬や汚れを洗い落とす効果はありますね。
野菜や果物用の洗剤を使う
一番確実な方法は、野菜や果物用の洗剤を使うことです。
おすすめの洗剤は「安心な食卓のため!野菜・果物洗浄におすすめの、農薬・防腐剤・ウイルス除去洗剤4選」で紹介していますので参考にしてみてください。
中でも「天然成分100%赤ちゃんと自然にやさしい無添加洗剤 ドルチボーレ ナチュラルウォッシュ」は価格的には少し高めですが、
- 手荒れしにくい
- 敏感肌の赤ちゃんにも安心
- いろいろな洗剤としても使える
ということで、お店のお客さんやパートさんの間でも人気がありますよ。
おわり
「いちごの農薬、そのまま食べても大丈夫?|知っておきたい注意点とおすすめの安心できる洗い方を解説」というテーマでお話ししましたが、いかがでしたか?
ポイントをわかりやすくまとめると、以下の通りです。
- いちごの農薬は絶対に大丈夫とは言えない
- 食べる時は、必ず洗ってから食べるのがおすすめ
- とくに小さな子供さんや妊娠している方は、野菜や果物のための洗剤で洗ってから食べると安心
以上、参考にしていただけると嬉しいです。