【簡単】美味しいイチゴの見分け方 / 5つのポイントをプロが丁寧に解説!

甘みや香りが強くて美味しいイチゴの見分け方は?
簡単な方法を教えてください。
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事を書いている僕は、イチゴ販売歴20年以上で、市場での仕入れもしている青果バイヤーです。
そんな僕が、美味しいイチゴの簡単な見分け方5つのポイントをわかりやすく丁寧に解説します。
美味しいイチゴの見分け方5つのポイント
5つのポイントとは下記の通りです。
・鮮度
・色
・形
・つぶつぶの間隔
・つぶつぶの周りの果肉
順番に解説していきますね。
鮮度
まずは鮮度のいいものを選ぶことですね。
なぜかというと、イチゴは追熟(収穫してから一定期間置くことで、甘味を増したり食べ頃になったりすること)して美味しくなる果物ではないので、やはり収穫したてのものが美味しいからです。
具体的に鮮度のいいイチゴを見分ける方法は下記の通りです。
・ヘタの色がしっかりと緑色で、ピンと反り返っている
・果肉の部分がみずみずしく、ツヤと張りがある
・産毛がある
わかりやすいように写真でお見せすると、こんな感じです。
産毛は少し見にくいかもしれませんが、こんな感じです。
逆に、ヘタが変色してしなっとしているものや、果肉の部分が乾燥した感じや張りがないもの、産毛がないものは収穫してから時間が経過していますのでダメです。
こちらもわかりやすいように写真でお見せすると、こんな感じです。
色
ポイントは下記の通りです。
・ヘタの部分(周辺)まで色づいている
・つぶつぶが赤く色づいている
なぜかというと、ヘタの部分(周辺)まで色づいていて、つぶつぶの部分が色づいているイチゴは完熟している証拠だからです。
イチゴのつぶつぶの部分は種の思われていますが、じつは果実なんですよね。
たとえば、このようなイチゴは完熟していないです。
ちなみにですが、「赤色が濃い=甘い」と思われがちですが、赤色の濃さは甘さとは関係ないですよ。
理由は、赤色はポリフェノールの一種(アントシアニン)なので甘味とは関係ないからです。
赤い色の濃さよりも、果肉のツヤの方が大切ですね。
形
ポイントはイチゴの先端の部分の形です。
なぜかというと、イチゴは先端の方が糖度が高いので、先端部が平らな形をしたイチゴの方が甘い部分が多いことになるからです。
写真でお見せすると、こんな感じです。
つぶつぶの間隔
なぜかというと、それだけ果肉が熟してパンパンの状態になっている証拠だからです。
写真でお見せすると、こんな感じです。
つぶつぶの周りの果肉
なぜかというと、つぶつぶの間隔と同じく、それだけ果肉が熟してパンパンの状態になっている証拠だからです。
写真でお見せすると、こんな感じです。
おわり
以上、美味しいイチゴを簡単に見分ける5つのポイントを紹介しました。
甘くてジューシーで、香りがいいイチゴを選ぶ時の参考にしてくださいね。
イチゴに関するよくいただくご質問と、その疑問に対する回答を、下記の記事でまとめていますので、イチゴ好きの方はご覧いただければと思います。
-
前の記事
【保存版】いちご(イチゴ/苺)への疑問(ご質問)わかりやすい回答記事まとめ! 2021.02.08
-
次の記事
【保存版】バレンタインに人気のある果物ランキング【結論:チョコレートと相性のいい果物】 2021.02.12