変な形のいちごは、じつは甘くて美味しくてお買得!しかも栄養たっぷり。

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「変な形のいちごって、味はどうなの? 安く売ってることが多いけど、甘くて美味しいのなら買いたいな。」

こんな疑問に、いちご販売歴20年以上の青果バイヤーで、いちご生産者の方にもお話を伺ったことのある僕がお答えします。答えはタイトルの通り「じつは甘くておいしい。しかもお買得!」になるのですが、その理由もお話ししますね。

※サクッと動画で知りたい方は、以下のInstagramをどうぞ。参考になったら「いいね」や「フォロー」お願いします。

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変な形のいちご、じつは甘くて美味しくお買得!しかも栄養たっぷり

【理由あり】変な形のいちご、じつは甘くて美味しくお買得、しかも栄養たっぷり!

たまに上の写真のように、形の変ないちごを見かけることがあると思いますが、お店でも売っていると、「こんな変な形のいちご、キレイな形のいちごの比べて味はどうなの?」というご質問をいただくことがあります。

答えは「変な形のいちごはキレイな形のいちごに比べて、逆に甘くて美味しい。しかも安く売られていることが多いのでお買得。」です。

理由は以下の通りです。

  • いちごは先端の部分が甘くて美味しい(一番熟しているから)
  • 平べったいいちごは、その甘くて美味しい先端の部分が多い

変な形をしている、とくに“先っぽが平べったい形”のいちごは甘くて美味しいんです。これは生産者の方に教えていただいたことなので間違いないですね。

そんな変な形のいちごは安く売られていることが多いので、ご家庭用としてはかなりお買得でおすすめです。

いちごの形が変になるのは、ミツバチの受粉が上手くいかず、ばらつきがあったのが一番の原因

いちごの形が変になるのは、ミツバチの受粉が上手くいかなかったのが一番の原因

変な形のいちごを販売していると、「このイチゴ、病気なの?」「農薬や放射能のせいで、こんな形になったんじゃないの?」「なんか気持ち悪い。」「食べても大丈夫?」と言われることがあります。

答えは「病気でも農薬や放射能のせいでもなく、ミツバチの受粉が上手くいかず、ばらつきがあったのが一番の原因なので食べても大丈夫。」です。いちごの花の雄しべと雌しべを上手く受粉してくれると綺麗な形(三角形)になるし、変に受粉してしまうと形がいびつになるだけで、これが一番多い原因です。

その他の形が変になる原因 一番果(1番なり)

いちごの形が変になる原因 一番果(1番なり)

ミツバチの受粉以外の原因で多いのが「一番果(1番なり)」です。つまり、一番最初になる(収穫される)果実が変ないびつな形になりやすいです。

理由は、「一番最初になる果実にはすべての栄養がいくので、その分果実が膨れ上がってしまうから」です。(2番なり~キレイな形に育ちやすいです。)ということは、形が変ないちごは「甘くて美味しい」「安くてお買得」でしかも「栄養たっぷり」、まさに狙い目ですね。

変な形の「あまおう」は安くて甘いので狙い目!

変な形の「あまおう」は安くて甘いので狙い目!

とくに「福岡県産あまおう」は、一番きれいな形の「DX(等級)」以外にも変な形のものも多く、「◯G」「C」「B」といった等級で出荷されています。(先ほどの写真は「◯G」です。)

しかも「DX」に比べてはるかに安いですし、食べてみると「とても甘く美味しかった」ので、変な形のあまおうを見つけたらぜひ食べてみてくださいね。

おわりに

おわりに

ということで、「変な形のいちごは、じつは甘くて美味しくお買得、しかも栄養たっぷり!」というお話でした。

大切な方への贈り物としては不向きですが、ご家庭用としては最高です。お店で見かけた時はぜひ食べてみてください。

参考にしていただけると嬉しいです。

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