【スーパーの離職率が高い原因】辞める理由トップ5と「働かない方がいい?」への回答。

悩む男性
「スーパーへの就職(転職)を考えているけど、「離職率が高い」という情報をたまに見かける…。そんなに辞める人って多いのかな?辞める理由(原因)って何が多いんだろう?働かない方がいいのかな?」
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- スーパーの離職率
- 辞める理由(原因)
- 働かない方がいいのか?
本記事を書いている僕はスーパー業界歴20年以上の青果バイヤーで、転職の経験2回(30代と40代)あり、現在はWeb業界でも活動中です。
そしてたくさんの方の転職の状況も見てきました。
そんな僕がお話ししますので、参考にしていただければと思います。
目次
【スーパーの離職率が高い原因】辞める理由トップ5

スーパーの離職率は入社して半年で30%以上の人が辞めているという情報もあります。
この離職率は、
・飲食サービス業や宿泊業:50%以上 ・生活関連サービス業や娯楽業:45%以上 ・教育や学習支援業:45%以上 ・医療福祉業:38%以上
に続いて高いです。
その辞めるり理由として多いトップ5は以下の通りです。
- 1位 労働時間が長い
- 2位 サービス残業が多い
- 3位 休みが少ない(連休が取れない)
- 4位 給料が安い
- 5位 体力的にきびしい
その他にも「上司が無能」「職場の人間関係が悪い」「理不尽なことが多い」などもあります。(これらはどの会社でもよくある話ですけどね)
働き方改革後は離職率は改善傾向

上記がスーパーの離職率が高い原因ですが、とはいえ働き方改革(大企業:2019年4月~ 中小企業:2020年4月~)以降は多くのスーパーでも労働環境は改善されていますし、実際に現場で働いている僕の肌感覚ではありますが、以前に比べると明らかに離職率は低くなってきていると感じます。
それに「スーパーを辞めてもまた別のスーパーで働いている」という人もかなり多いので、業界レベルで考えると離職率は大騒ぎするほ高くはないですね。
結局は働くスーパーとその人の問題

「スーパー=離職率が高い」と思われている情報は多いですが、上記まででお話ししたようにそこまで離職率の高い業界ではないですし、
- 待遇のいいスーパー → 離職率は低い
- ブラック労働のスーパー → 離職率が高い
なので、一概にすべてのスーパーの離職率が高いというわけではないんですよね。
待遇のいいスーパーで働いて、しかもマインドレベルが高くて結果を出している人であればそれだけの年収をもらえます。
このような話は世の中にほぼほぼ出回らないですが、じつはよくある話ですよ。
イメージだけではわからない

世の中的に「一流企業で働けば離職率は低い」と思われがちですが、じつはちがうんですよね。
たとえば僕の友人は、誰もがうらやむ4年制大学を卒業し世の中的に有名な某大手銀行に新卒で入社しました。
ですが、長時間労働で残業はほぼサービス、休日出勤もあれば手当てもつかない上司との付き合いも多く、給与の手取りは21万円。
結局1年半で「やってられない」と辞めてしまいましたからね。
世間的なイメージだけではわからないものですよ。
働かない方がいい?【回答:人によってはチャンス】

「スーパーの離職率は高い」という情報だけを見ると「働かない方がいいのかな?」と思う方も多いかもしれませんが、
- 働くスーパーと本人次第
- 人によってはチャンス
が答えになります。
なぜかというと、
・離職率が高いという情報を見て就職や転職をやめる人が多い ・条件のいいスーパーで働けば待遇は決して悪くない ・そこで結果を出せばそれなりの年収をもらえる
からです。
しかも、スーパーで働いてマーケティングスキルやマネジメントスキル、専門スキルを身につければ食いっぱぐれがなくなりますし、身につけたスキルを活かしてさらに年収の高い業界業種に転職することも可能です。
中には「ネットで買い物がする人が増えたり、AIが進化すればスーパーの仕事はなくなる」と言う方もいますが、食の中心的存在の生鮮食品を扱うスーパーの仕事はなくなることはないですね。
結論として、スーパーに就職や転職するのはかなりありです。
条件のいいスーパーを見つける方法

条件のいい(待遇のいい)スーパーを見つける方法は転職エージェントで探すことです。
理由は以下の通りです。
- 転職エージェントで求人しているスーパーはしっかりしている可能性が高いから
- 転職エージェントには転職サイトには掲載されていない非公開の好条件の求人があるから
求人で転職エージェントを利用していないスーパーはブラックの可能性が高いので注意してくださいね。
僕が転職活動をしている時に、「ここは利用してよかった」と思う転職エージェントは以下の3つです。
条件のいいスーパーを探したい方は一度覗いてみてくださいね。
どれも無料で利用できますよ。
おわり

【スーパーの離職率が高い理由】 辞める原因と、「働かない方がいいかな?」の疑問に現役バイヤーが回答【じつはチャンスという話】ということでお話ししましたがいかがでしたか?
結論、働く会社(スーパー)と本人次第で、かなり好条件の働く環境を手に入れることはできます。
僕自身も転職することで年収が上がり、さらに労働時間が減ったことによって今ではWeb業界でも働くことができていますからね。
「スーパーは離職率が高い」という情報を単純に鵜呑みにするのはナンセンスです。
条件のいいスーパーを見つけたい方は、以下の転職エージェントで一度相談してみることをおすすめします。
キャリアアドバイザーの方から、想像もしなかった好条件の情報を教えてもらえたりもしますよ。
以上参考にしていただけると嬉しいです。