【保存版】紅まどんな、甘平、せとかの違い【美味しい人気の柑橘類を徹底比較】

悩む女性
「紅まどんな」「甘平」「せとか」って、どれも甘くて美味しくて人気があるのは知ってるけど、いまいち違いがよくわかってない。それぞれの特徴や違いをわかりやすく教えてくれると嬉しいな。
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 大人気の3大柑橘、「
紅まどんな
」「甘平
」「せとか
」をわかりやすく徹底比較
果物販売歴20年以上で青果バイヤーの僕が、大人気の柑橘類をわかりやすく比較しながら紹介しますので、参考にしていただければと思います。
目次
【保存版】紅まどんな、甘平、せとかの違い【美味しい人気の柑橘類を徹底比較】

さっそく比較しながら違いを解説していきますね。
見た目の違い
人気の柑橘3品種、「紅まどんな」「甘平」「せとか」のを並べて写真撮影してみました。

さらに、それぞれの果肉の違いもわかりやすいように、なかなか他にはないと思いますが、果肉の断面付きで並べて写真撮影してみました。

どれも外皮も薄皮(じょうのう)もかなり薄いですよね。
糖度の違い

一番気になる「糖度」はこんな感じです。
- 紅まどんな:約13度(毎年計りますが、12~13度のことがほぼほぼです。)
- 甘平:約15度(毎年計りますが、13度以上はありますね。)
- せとか:約13度(毎年計りますが、11度~13度のことが多いです。)
とはいっても、「糖度が高い=絶対に美味しい」ではないので、食べてみた感想、そしてお客さんからの感想もふまえながら、それぞれの味や食感の違いを紹介します。
「紅まどんな」の味や食感

- まるでゼリーのような果肉で、プルプルした食感が最高
- 果汁は溢れるほど多い
- 濃い甘味の中に適度な酸味もあり、とても美味
- 毎回計測した糖度以上の味の濃さを感じる
- 薄皮(じょうのう)が気にならない
こんな感じです。
お客さんからも「紅まどんなって本当に美味しいし、贈り物に最高だよね」という感想をよくいただきます。
「甘平」の味や食感

- シャキッとした食感で、つぶつぶの弾けるような果肉が最高
- 果汁は溢れるほど多い
- とにかく甘味が濃い(酸味は少なめ)
- 薄皮(じょうのう)が気にならない
こんな感じです。
実際ほとんどのお客さんに「甘平 = 間違いなく甘くて美味しい」と認識されていますからね。
「せとか」の味や食感

- シャキッとした食感で、つぶつぶの弾けるような果肉が最高
- 果汁は溢れるほど多い
- とにかく甘味が濃い(酸味は少なめ)
- 薄皮(じょうのう)が気にならない
- 外皮は手で簡単にむける
別名「柑橘類の大トロ」とも呼ばれています。
ちなみに、それぞれの掛け合わせは以下の通りです。
人気3大柑橘の掛け合わせ
- 紅まどんな:南香(なんこう)× 天草
- 甘平:西之香(にしのかおり)× ぽんかん
- せとか:(清見×アンコール)×マーコット
贈り物にも喜ばれる、人気の順番

結論、甲乙つけがたいです。
上記でお話ししたようにそれぞれ美味しい特徴を兼ね備えていて、どれも大人気だからです。
入荷のタイミングでいうと、こんな感じです。
- 年内:紅まどんな
- 年明け(1月~):甘平・せとか
「紅まどんな」は12月の末でほぼほぼ入荷はおわり、年明けから「甘平」「せとか」の入荷が始まります。(本記事の比較写真は、1月中旬に3品種が同時に入荷した時に撮影しました。)
贈り物としては、年内であれば「紅まどんな」、年明けからは「甘平」と「せとか」ですね。
1月以降に「甘平とせとか、どっちを選べばいいんだろう?」「1月に贈って喜ばれる柑橘類って何があるかな?」と悩んだ時は、以下のような「せとか&甘平の食べ比べセット」を選ぶのも面白いですよ。
おわり

ということで、「紅まどんな、甘平、せとかの違い」でした。
どれも甲乙つけがたいレベルで甘くて美味しく、人気がありますよ。
以上、参考にしていただけると嬉しいです。
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