宮崎県産「太陽のタマゴ」と普通の「みやざきマンゴー」の違い|写真で比較してわかりやすく解説

野菜果物

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宮崎県産のマンゴー「太陽のタマゴ」と普通の「みやざきマンゴー」って、具体的にどう違うんだろう?

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 太陽のタマゴと、普通のみやざきマンゴーの違い
  • 宮崎産のマンゴーが安定して美味しい理由
  • 宮崎産マンゴーの時期(旬)

青果バイヤーでマンゴー販売歴20年以上の僕が、わかりやすくお答えしますので、参考にしていただければと思います。

宮崎県産「太陽のタマゴ」と普通の「みやざきマンゴー」の違い|写真で比較してわかりやすく解説

太陽のタマゴと普通のみやざきマンゴーを比較

「太陽のタマゴ」と「みやざきマンゴー」ですが、どちらもアップルマンゴーのアーウィン種で、品種はまったく同じです。

では何が違うのか?

「一定の基準を満たしているかどうか」で、「太陽のタマゴ」というブランド名で出荷されるかどうかが決まります。

その基準は、以下の通りです。

  • 糖度15度以上
  • 重さ350g以上
  • カタチと色が美しい(色は果皮の2/3以上が赤色)

つまり、「みやざきマンゴーの中で上記の基準を満たした、最高品質のものが太陽のタマゴ」ということです。

少し掘り下げて解説します。

糖度15度以上

以下の写真は、太陽のタマゴの糖度を計測した時の写真です。

糖度17度

糖度は15度以上、どころか今回計測した太陽のタマゴの糖度17度もありました。とにかく甘味が濃いです。

しかも、

  • 果肉がキメ細か
  • 果汁が豊富

なので、食べると口の中でとろけます。

太陽のタマゴは、マンゴーの極上の美味しさです。

重さ350g以上/見た目の美しさ

太陽のタマゴは重さが350g(2Lサイズ)以上で、さらに色づきが美しいという条件をクリアしないといけません。

これが太陽のタマゴです。

太陽のタマゴ

めちゃめちゃ色が濃く、しかも色ムラがほぼほぼないです。

太陽のタマゴは、味はもちろんのこと見た目も最高ですし、以下のような化粧箱に入っていますので、贈答品として大好評です。

太陽のタマゴにも等級(赤秀と青秀)あり

じつは太陽のタマゴにもランクがあります。

以下の通りです。

  • 赤秀
  • 青秀

味に違いはないですが、外観(美しさ)で分けられていて、最高クラスの見た目(赤秀)に、少しだけ及ばないのが「青秀」、つまり「赤秀 > 青秀」です。

正直…、そこまでの違いはわからないですけどね。

見分け方は「太陽のタマゴ」シール以外に貼られている「完熟マンゴーシール」の色が、赤色なのか青色なのかを見ればわかります。(写真は青秀)

太陽のタマゴ 青秀

また、箱の側面に記載されている「秀」も色が違います。

太陽のタマゴ 箱側面青秀

太陽のタマゴは希少

宮崎マンゴーの中でも、太陽のタマゴとして出荷されるのは全体の10~15%です。

しかも、その中で最高品質の「赤秀」として出荷されるのは全体の5%程度です。

「太陽のタマゴ」名前の由来

ちなみに名前の由来は、以下のことからです。

  • 太陽をイメージさせる濃い赤色
  • 恐竜のタマゴみたいなカタチ

ちなみに、上記の太陽のタマゴの基準にはとどかないけど、

  • 糖度13度以上
  • 重さ310g以上

という基準を満たしているものは「完熟マンゴー」として出荷されています。

宮崎県産マンゴーが安定して美味しい理由

みやざきマンゴーが安定して美味しい理由(JAグループ宮崎・JA宮崎経済連のパンフレット)

宮崎産マンゴーが安定して美味しいのは、以下の2つにポイントがあります。

  • 温室栽培
  • 熟成方法

温室栽培

宮崎県産マンゴーは温室栽培されていて、以下の理由から美味しさが安定しています。

  • 温度や湿度が不安定な状態(露地)での栽培 → 品質は安定しにくい
  • 温度や湿度が安定している温室での栽培 → 品質が安定しやすい

その分費用がかかるので少し価格的には高くなりますが、品質は安定しているわけです。

熟成方法

宮崎県産マンゴーの、最大の美味しさの秘訣が熟成方法(収穫方法)です。

パンフレットの左上の写真のように、

  • 木の上で熟成させる
  • 熟成して完熟したマンゴーは自然に枝から落る
  • 完熟して自然に落下するマンゴーを、傷がつかないようにネットで受け止める

という最高に美味しい状態で収穫しているので、宮崎県産のマンゴーは美味しいわけです。

収穫しているわかりやすい動画がありましたので、参考にしてみてください。

(※「日南テレビ!」のYouTubeより引用)

太陽のタマゴの時期(旬)

市場 入荷時期

太陽のタマゴが市場によく出回る時期は以下の通りです。

  • 例年、4月中旬~7月下旬頃

宮崎マンゴーは「3月中旬頃から入荷が始まって9月上旬」に市場に多く出回りますが、太陽のタマゴはその中でも「4月中旬~7月下旬」に多く出回りますよ。

ちょうど「父の日」や「お中元」などタイミングですので、贈答品として大人気です。

おわりに

おわりに

ということで、「太陽のタマゴと普通の宮崎マンゴーの違い」でした。

ただでさえ美味しい宮崎マンゴー、その中の最高グレード“太陽のタマゴ”の品質は間違いなしです。

大切な方への贈り物で「何にしよう?」と悩んでいる方は、選択肢のひとつとして参考にしてみてくださいね。喜ばれること間違いなしですよ。

Instagramでも紹介

Instagramでもわかりやすく太陽のタマゴを紹介してみましたので、よければ覗いてみてください。

https://www.instagram.com/p/C6IjugdvQbm/?igsh=eXpkM3cyMjE0aXR6

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