甘くて美味しい人気の柿！贈り物にも最適で喜ばれる、おすすめ品種を厳選して紹介します【2024年版】
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「柿っていろいろな種類があるけど、どれが美味しくて人気があるのかな？」「贈り物に人気の柿の品種が知りたいな。」
こんな疑問に、柿の販売歴20年以上の僕がお答えします。
お店で人気があって売れている品種を紹介します。【2024年版】としていますが、毎年大好評な品種ですので、参考にしていただけると嬉しいです。
目次
甘くて美味しい人気の柿！贈り物にも最適なおすすめ品種を厳選して紹介【2024年版】
それでは、お店で「甘くて美味しい」と人気があってよく売れていて、贈り物にもおすすめで喜ばれている柿を紹介していきます。
紀ノ川柿｜紀の川柿
和歌山県特産の「完熟高糖度の平種無し柿」で、別名「漆黒のゴマ蜜柿」とも呼ばれる、めちゃめちゃ甘くて美味しい柿です。
平種無し柿は普通、収穫した後にガス処理をすることで脱渋して甘柿として出荷されますが、紀ノ川柿は収穫する前に固形アルコールを入れたナイロン袋を被せ、脱渋してから収穫されています。
そのため以下のような特徴に育っています。
- 普通の平種無し柿に比べて糖度が高く（甘く）、味にコクがある
- 果肉は完熟（熟成）し、黒いゴマ状態になっている
果肉の写真はこんな感じです。
完熟しているので果皮の色も濃いんですよね。
その美味しさと見た目のキレイさから、贈り物にされる方も多いですよ。
輝太郎（きたろう）
鳥取県のオリジナル品種で、名前の由来はあの有名な「ゲゲゲの鬼太郎」です。
鳥取県はゲゲゲの鬼太郎の作者「水木しげる」さんの育った土地で、切ると果肉の中に「目玉みたいに見える黒い部分（ポリフェノールの一種のタンニン）」があるのが、まさに“目玉おやじ”のような感じ。
このことから「ゲゲゲの鬼太郎」にあやかって、さらに柿が輝いたキレイな見た目なことから、「鬼→輝」の字に変更し、輝太郎と名付けられました。
ちなみに、目玉みたい見える黒い部分はこんな感じ。
- 大玉
- 目玉のような黒い部分が特徴的
- 糖度が高くしっかりした甘さ
- プルンプルンした食感
- 果汁は多い（ジューシー）
- 種はない
年々知名度が広がってきて、ファンになる方が増えていますね。
早生の甘柿で入荷が早く、9月下旬には出回りはじめます。10月下旬頃まで楽しむことができますので、見つけた時はぜひ食べてみてください。
太秋柿（たいしゅうかき）
果皮にひび割れのような筋がある柿です。
このひび割れの筋は条紋（じょうもん）といって、この筋の周辺はとくに甘味が強くなっています。
見た目的には筋のない方がキレイですが、筋があればあるほど甘くて美味しいんですよね。
樹上で成熟すればするほどひび割れが入りやすいので、少し早めに収穫される柿ですが、渋が抜けるのは早いので、まだ固い状態でもシャキシャキ食感で美味しく食べられます。
また熟してしまった時は、スプーンですくって食べるとプルンプルンのゼリーみたいでとても美味ですよ。（たまに種が入っていますので注意してくださいね）
早秋柿（そうしゅうかき）
甘柿の原点と言われている柿で、柿シーズンの中では早いタイミングで入荷がはじまります（9月下旬頃から）。
主な特徴は以下の通りです。
- 甘味が強い（糖度15～16度もあり）
- 果肉はやわからめ
- 柿独特のねっとり感はあまり感じない
- 種はある
果肉の写真と糖度を計測した時の写真がこちらです。
柿の食感が苦手な方にもおすすめです。
秋王～AKIOH～（あきおう）
福岡県で「富有柿×太秋柿」から生まれた“珠玉の一玉”です。
- 種はほぼなし
- 輪切りにすると花みたい
- 芳醇香り
- 果汁は多い
- 食感はサクサク（それでいて、なめらか）
- 条紋があるほど美味しい
といった柿です。
値段は少し高めですが、「なめらかな果肉（それでいてサクサク食感）で果汁が多くジューシー」な秋王は、かなり値打ちがあって贈り物としても大人気ですよ。
10月下旬頃～11月中旬頃に出回りますので、見つけた時は食べてみてください。
太天柿（福喜来）
愛媛県周桑産の太天柿（たいてんがき）、その中でも周桑地区「太天」生産協議会の基準を満たしたものだけに名付けられて出荷されている福喜来（ふくがき）は、贈り物としてもとても人気があります。
福喜来の特徴は、大きく以下の2つです。
- 甘くてジューシー:糖度が高くて、果汁もたっぷり。熟す前に食べるとサクサクを楽しめます。熟していくと緻密で滑らかな食感になりますよ。
- 幸せの形:大きくてふっくらしていて、四方に溝がある独特な形をしています。
毎年11月中旬から出荷が多くなってきます。
柿の栽培に適した土地条件に恵まれた、古くから柿の栽培が盛んだった愛媛県周桑生まれの福喜柿は、大切な方への贈り物としてもぴったりですよ。
九度山の富有柿（和歌山県産）
誰もが知っている甘柿の王様「富有柿」ですが、その中でも日本一と言われている「九度山の富有柿」。これは本当にお世辞抜きで甘くて美味しい富有柿です。
九度山の富有柿が甘くて美味しくなる理由は
- 昼夜の寒暖差がすごい
- 日照時間が長い
- 粘質で肥沃な土壌
という、柿の熟度と糖度を上げるための条件がばっちり揃っているからで、九度山は明治43年から続く柿の名産地です。
包丁で切ってみると、なんというか、ねっとり切れる感じ。口に入れると、入れた瞬間からすごい甘さが口の中いっぱいに広がって、「甘っ！うまっ！」になりますよ。
おわり
ということで、「甘くて美味しい人気の柿！贈り物にも最適で喜ばれる、おすすめ品種を厳選して紹介します【2024年版】」でした。どれもご家庭用としてだけではなく、贈り物としても喜ばれていて、大好評でお店で売れている柿ですよ。
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