【人気のさくらんぼ】佐藤錦と紅秀峰の違い【特徴や美味しさ、人気まで比較】
「甘くて美味しいサクランボが食べたい。佐藤錦は有名だけど、紅秀峰という品種が甘くて美味しいって聞いたことがある。紅秀峰ってどんなサクランボ?佐藤錦と紅秀峰の違いや、どっちが甘くて美味しいのか教えてほしいな。」
こういった疑問に、サクランボ販売歴20年以上の僕がお答えします。
本記事を読むことで、佐藤錦と紅秀峰の以下の違いがわかります。
- 品種の違い
- 見た目の違い
- 味や食感の違い
- 時期の違い
- どっちが甘くて美味しく、人気があるのか
わかりやすく解説しますので、参考にしていただければと思います。
目次
【人気のさくらんぼ】佐藤錦と紅秀峰の違い【特徴や美味しさ、人気まで比較】
品種の違い
それぞれの品種の掛け合わせは、以下の通りです。
- 佐藤錦 = ナポレオン × 黄玉
- 紅秀峰 = 佐藤錦 × 天香錦
見た目の違い
同じ山梨県産のLサイズを並べて写真を撮影してみました。
さらに一粒ずつ並べてみました。
正直、同じ大きさだとかなり見分けはつきにくいですが、紅秀峰の方が佐藤錦よりも大粒になりやすい傾向があります。
時期(旬)
時期(旬)は産地によって異なりますが、基本的には先に佐藤錦が入荷してきて、その後に紅秀峰が入荷してきます。
大まかには以下の通りです。
- 佐藤錦 → 6月上旬~6月下旬
- 紅秀峰 → 6月中下旬~7月中旬
果肉の固さ(食感)/日持ちなど
果肉の固さ(食感)/日持ちなどは下記のような感じです。
・佐藤錦 → 軟らかめ プリっとした適度な歯ごたえはある 日持ちしにくい(シーズン後半になると過熟しやすい)
・紅秀峰 → 固め 肉厚でしっかりした歯ごたえがあり、食べごたえがある 日持ちしやすい
味の違い【紅秀峰:糖度29度オーバー(ほぼ30度)も】
これが一番気になるかもですが、味の違いは下記のような感じです。
・佐藤錦 → 甘味の酸味のバランスが絶妙 甘さの後に甘酸っぱさが残る感じ
・紅秀峰 → 甘いが濃厚(酸味はほぼなし)
紅秀峰ですが、とにかく甘いです。
実際に糖度を計測すると、29度オーバーのものもあります。
(20度でもかなり甘く、佐藤錦の通常の糖度は16度程度です。)
実際に計測した時に写真を撮影してみました。
この紅秀峰の糖度がこちらです。
実際に食べてみると「とにかく甘味が濃厚」で、オススメして購入してくれたお客さんからは、「感動する甘さで驚いたよ。人にプレゼントしたいから、また買いに来た。紅秀峰食べたら、他のサクランボ食べれないね。」というようなお声をいただくことが多々あります。
佐藤錦と紅秀峰、どっちが美味しい?
これは味の好みにもよりますが(味の違いについては上記で解説)、個人的には圧倒的に紅秀峰ですね。
佐藤錦の独特な味が大好きな佐藤錦ファンの方も多いですが、上記で紹介したお客さんの声のように、一度紅秀峰を食べてからは紅秀峰ファンに変わってしまうお客さんもかなり多いですしね。
「甘いサクランボが食べたい」という方には、紅秀峰がおすすめです。
しかも「大粒」の方が甘い確率が高いのでおすすめです。
先ほど紹介した糖度29度の紅秀峰は3Lサイズで、通常よくお店で販売しているLサイズと大きさを比較すると、こんな感じの大きさの差があります。
ちなみにLサイズの紅秀峰は糖度23度でした。(それでもかなり甘いですが)
紅秀峰は贈答品として最高
お店ではサクランボの時期になると、よく
贈り物としてサクランボを考えているけど、オススメはどれかな?
せっかく贈るので、甘くて美味しくて日持ちがするものがいいけど。
というようなお声をいただきます。
そんな時には自信をもって紅秀峰をオススメしています。
味などについては上記で解説した通りですが、紅秀峰の時期(旬)は6月中旬~7月中旬が最盛期なので、お中元の贈答品としても最高なんですよね。
しかも喜ばれること間違いなしです。
もし近くのお店で取り扱いがない時は、ネットで購入すること出来ますので、大切な方への贈り物にぜひ。
おわり
以上、【紅秀峰の特徴】佐藤錦との違いは?/どっちが美味しい?/徹底比較ということでお話ししましたが、いかがでしたか?
正直、かなり紅秀峰に偏った記事になってしまいましたが( ̄▽ ̄;)、ぶっちゃけ「紅秀峰最高!」です。
サクランボ好きな方で紅秀峰を食べたことのない方は、ぜひ食べてみてくださいね~。
本記事が少しでも、紅秀峰と佐藤錦の違いについての疑問解決にお役に立つことが出来ると幸いです_(..)_
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