【ロス率】スーパーの青果部門、ロス率は何%くらい?【計算式や目安も紹介】

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「スーパーの青果部門のロス率ってどれくらい?」

こんなご質問をたまにいただきます。

本記事で簡単にですが、わかりやすくお話しします。

参考にしていただけると嬉しいです。

スーパー青果部門、4つのロス

「ロス」は大まかに分類すると4つあります。

以下の通りです。

  1. 廃棄によるロス
  2. 値引きによるロス
  3. 売価設定ミスによるロス
  4. 盗難によるロス

正直、「3」と「4」のロスはどれくらい出てしまうのかを把握することはむずかしいですね。

ロス率の計算式

「どれくらいのロスが出ているのか?」を計算する式は以下の通りです。

ロス率=ロス額÷売上額×100(%)

売上は日々わかりますので、ロスの額が具体的にわかれば簡単にロス率を把握することはできます。(売価設定ミスと盗難は把握しにくいので、現実的に確実なロス率の把握はむずかしいです)

スーパー青果部門のロス率(平均/目安)

スーパーの青果部門でのロス率は、経験上は以下の通りです。

平均して3.5%前後

この「3.5%」は、最終的な経常利益まで考えたとしても正直言って許容範囲内です。

ですが、「5%」を超えてくると基本的なことから見直しが必要で、

  • 商品の回転(在庫管理なども含む)
  • 鮮度管理
  • 売価設定ミス
  • 盗難防止策

などを徹底する必要があります。

おわり

ということで、かなり簡単にでしたが「スーパーの青果部門におけるロス率」についてでした。

「“フードロス”をなくす」という観点からも、頑張って少なくしていきましょう。

以上、参考にしていただけると嬉しいです。