スーパーの離職率は本当に高い?現場20年以上の青果バイヤーが、辞める理由トップ5と離職率の実態をリアルに解説
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「スーパーって離職率が高いって聞くけど、本当なの?転職しても大丈夫かな…」
青果バイヤー歴20年以上、個人青果店・スーパー・百貨店と現場を渡り歩いてきた僕が、この問いに正面から答えます。
結論から言うと、スーパーの離職率は「大騒ぎするほど高いわけではない」です。そして離職率の高い・低いは、働くスーパーによって全然違います。
現場20年の目線で、リアルな話だけします。
スーパーの離職率は実際どのくらい?
他業界と比べると「特別に高い」わけではない。ただし職場選びで大きく変わる。
スーパーを含む小売業の離職率は、入社半年で30%前後と言われています。高く聞こえるかもしれませんが、他の業界と比べるとこうなります。
飲食・宿泊業は50%以上、生活関連サービス・娯楽業は45%以上、教育・学習支援業は45%以上、医療福祉業は38%以上。これらと比べると、スーパーが特別に高いわけではないのがわかります。
また「スーパーを辞めてもまた別のスーパーで働く」という人が多いのも現実です。業界全体で見ると、大騒ぎするほどの離職率ではないですよ。
スーパーを辞める理由トップ5
辞める理由のほとんどは「昔の話」か「職場選びを間違えた話」。
現場で見てきた、スーパーを辞める理由の多い順はこうです。1位は労働時間が長い、2位はサービス残業が多い、3位は休みが少ない、4位は給料が安い、5位は体力的にきつい、です。
ただし、これらのほとんどは「働き方改革前の古い話」か「ブラックな職場を選んでしまった話」です。
2019年の働き方改革関連法の施行以降、まともなスーパーでは労働環境は明らかに改善されています。現場の肌感覚でも、以前と比べると離職率は明らかに下がってきています。
「一流企業なら離職率が低い」というイメージも実態とは違います。僕の友人は誰もが知る大手銀行に新卒で入社しましたが、長時間労働・サービス残業・休日出勤が続き、手取り21万円で1年半で辞めました。会社名のイメージだけでは、現場の実態はわかりません。
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離職率が低いスーパーと高いスーパーの違い
「スーパー=離職率が高い」ではなく、職場によってまったく違う。選び方が全て。
現場で20年以上見てきてはっきり言えることがあります。待遇のいいスーパーでは離職率は低く、ブラックなスーパーでは離職率が高い。それだけのことです。
待遇のいいスーパーで働いて結果を出している人は、年収も働き方も満足できるレベルになっています。僕自身もそうです。
「スーパーは離職率が高い」という情報を見て転職をやめる人が多いからこそ、条件のいい職場は意外と入りやすかったりします。正しく選べば、むしろチャンスです。
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よくある疑問(Q&A)
Q. スーパーの離職率が高いのは本当ですか?
他業界と比べると特別に高いわけではありません。飲食・宿泊業や教育業の方が高い離職率です。ただし職場によって大きく差があるので、求人選びが重要です。
Q. 働き方改革後もスーパーの労働環境は変わっていませんか?
まともなスーパーでは明らかに改善されています。残業時間の削減・有給取得の義務化が進み、以前と比べると離職率は下がってきています。ただしブラックな職場はまだ存在するので、転職先選びは慎重にやってほしいです。
Q. 離職率の低いスーパーを見つけるにはどうすればいいですか?
転職エージェントを使うのが一番効率的です。エージェントが扱う求人は教育体制・労働環境がある程度担保されていることが多く、口コミや有給取得率なども確認した上で応募先を絞れます。
まとめ|離職率より「どこで働くか」が大事
スーパーの離職率は他業界と比べて特別に高いわけではありません。そして離職率の高い・低いは「どのスーパーで働くか」によって全然違います。
「スーパーは離職率が高い」という情報を鵜呑みにして転職をやめるのはもったいないです。正しい職場選びをすれば、年収も働き方も満足できるレベルで長く働けます。
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